003話
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る。
「それじゃあね〜ギンタ〜」
「また会えたら良いな」
箒はふわりと浮き上がりそのまま空へと駆けて行く、あっという間にギンタは見えなくなっていき次の目的地へと向かっていく。
「それにしても謎の多いARMだな、俺としては記憶がない分余計にだ」
「自我を持っているのはガーディアンとしては珍しくないんだけどあのARMは分類不明だから、更に謎が深まるばかりね、それとジーくん次のARMを探そうと思うんだけど良いかな?」
「俺はドロシーと行動を共にすると宣言したはずだぞ?君に従うよ」
「いやぁんもうそんなジーくんもカッコいい!!」
そんなこんなで次の遺跡へと向かう事になった。
―――次なる遺跡では巨大な竜のガーディアン"ウロボロス"が鎮座しておりウロボロス自身が次なる担い手を選ぶために戦うという物であり
「竜穿!!」
「レオ!!」
ジークとドロシーの見事なタッグプレイによってウロボロスを撃破、ドロシーを担い手として選び"ガーディアンARM ウロボロス"をゲット。
「やったよジーくん!!このARM古い古い古文書にしか乗ってないぐらいの激レアARMだよ!!」
「そいつは上々だな、かなり手ごわかったしな……」
「でもなんかジーくんに怯えてる感あったね」
「(多分、竜殺しの逸話故だろうな……)」
それもあるだろうがジークの身体には邪竜の血が掛かっている、明らかに自分よりも上級の竜の血を被るほどの力持った男に怯えているといった方が正しいのだろう。
―――次の遺跡では数々のトラップを突破し奥の鎮座しているARMの入手に成功、そこにあったのは使用者に翼を与え飛行能力を与えるという特殊なARM。ドロシーには既に箒があるためジークが持つ事となった。
「それにしてもジーくん」
「なんだ」
「ジーくんの翼って結構禍々しい感じだよね」
「すまない……こんな翼しかイメージできなくて、すまない………」
「わああ!!お、落ちこないでジーくん!わ、私は全然そんなつもりじゃなかったんだってば〜!!」
時折ドロシーの悪意の無い言葉で落ち込んだりしながらも、ジークとドロシーのコンビは数多くのARMを発見していった。そして、二人が共に旅を始めて少ししてから、二人はとある氷に閉ざされた城へとやってきていた。
「へっくちゅ!」
「大丈夫かドロシー、良いタイミングだ。休憩しよう」
季節はずれの氷と雪に閉ざされた城、その中も相当に温度が低く寒い。風邪を引きそうな寒さな為くしゃみをするのも当然といえる。
「ホラドロシー」
「ありがとジーくん、(んくんく……)ん〜本当に美味しい〜!やっぱりジーくんの料理は最高ね!」
「お褒めに預かり恐縮至極っと」
適当な所に布を敷きながら持ってきた保温性
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