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この素晴らしい世界に祝福を! 〜魔装銃士の異世界録〜
ああ、駄女神さま
01. 魔装銃士は冒険者ギルドへ行くそうです
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で癖のない銀色の髪と、暗い紫色の瞳が特徴的な女性だった。
「えっと、冒険者になりたいんですが……田舎から来たばかりで何もわからなくて……」
この場合、「田舎から来た」や「遠い外国から来た」などと答えれば、受付の人が色々と教えてくれるんだよな。
「そうですか。では、登録手数料が掛かりますがよろしいですか?」
「あ、はい」
「登録手数料は、お一人千エリスになります」
転生した後、ポケットに千エリスと思われる金銭があったのでそれを渡す。
「……確かに受け取りました。では、冒険者になりたいと、
仰
(
おっしゃ
)
るのですから、ある程度理解しているとは思いますが、改めて簡単な説明を。……まず、冒険者とは街の外に生息するモンスター……。人に害を与えるモノの討伐を請け負う人のことです。とはいえ、基本はなんでも屋の様な物で、冒険者とはそれらの仕事を
生業
(
なりわい
)
にしている人の総称。そして、冒険者には、各職業と言うものがあります」
受付のお姉さんが俺の前にカードを差し出した。免許証の様な大きさのIカード《それ》は、見た感じ身分証の様に感じる。
「こちらに、レベルという項目があります。ご存知の通り、この世のあらゆるモノは、魂を体の内に秘めており、どの様な存在も、生き物を食べたり、もしくは殺したり、。他の何れかの生命活動にトドメを刺すことで、その存在の魂の一部、通称、経験値と呼ばれるものを吸収できます。それらは普通、目で見ることができません。しかし……」
お姉さんがカードの一部を指で示した。
「このカードを持っていると、冒険者が吸収した経験値が表示されます。それに応じて、レベルというものも同じく表示されます。これが、冒険者の強さの目安となり、どれだけの討伐を行ったかもここに記録されます。経験値を貯めていくと、あらゆる生物はある日突然、急激に成長します。俗に、レベルアップだの壁を越えるだのいわれてますが……。まあ、ようやくしますと、このレベルが上がると新スキルを覚える為のポイントなど、様々な特典が与えられるので、ぜひ頑張ってレベル上げをしてください」
その説明を聞いて、この世界は生死が関わってはいるが、ほぼゲームと同じということに気がついた。
「まずは、こちらの書類に身長、体重、年齢、身体的特徴等の記入を願います」
受付のお姉さんが差し出した書類に俺は自分の特徴を書いていった。
身長157cm、体重45kg、年は14で、灰髪に藍青色の瞳、特技は早撃ち………っと。
「はい、結構です。では、こちらに触れてください。それで、あなたのステータスが分かりますので、その数値に応じてなりたい職業を選んでくださいね。経験を積むことにより、選んだ職業によって様々な専用スキルを習得できるようになりますので、その辺りも踏
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