第三十話 平野大尉!コックは衛生第一!!その十九
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「で、そういうことでな」
「俺達の料理が決まった」
「よかったよかった」
「じゃあな」
「俺達は谷桃子さんの写真集とDVDな」
「それゲットするぜ」
二人の気持ちはもうそちらに向かっていた、そして。
勝利ポーズに入った、白波の中の岩場の上にそれぞれ腕を組んでポーズを決めて高らかに宣言したのである。
「正義は勝つ!」
いつもの決めは終わった、だが。
その二人にだ、観衆の人達が言った。
「おい、そういえばさっき目が光ったな」
「あの目は何だ?」
「またイカサマか?」
「イカサマ使ったっていうのかよ」
「違うな、催眠術だよ」
「俺達はそれ使ったんだよ」
二人は大威張りで観衆の人達に答えた。
「俺達に一点多く入れろ」
「そう暗示をかけたんだよ」
「この目にも色々な力があってな」
「怪光線とか冷凍ビームも出せるぜ」
某ピッコロ大王や某マジンガーゼットの様にだ。
「そして催眠術もかけられる」
「マインドコントロールも出来るんだよ」
「風魔の小次郎の夢魔みたいだろ」
「俺達には目にも注意しろよ」
「しかも今回も反則じゃねえぜ」
「ルールには催眠術をかけるなって書いてねえからな」
二人はそこを衝いたことも誇らしげに語るのだった。
「どうだ、凄いだろ」
「俺達の知略ってやつだ」
「それで勝ったんだよ」
「やっぱり俺達の頭っていいな」
「何て奴等だ」
「催眠術を使うまでするか」
全世界の誰もが二人の言葉に怒りを感じて呟いた。
「巨人みたいに汚い奴等だ」
「あのチームのフロントみたいだな」
「リメンバー別所!リメンバー広岡!リメンバー長嶋!リメンバー柴田!」
全員南海が獲得しようとしていたか南海の選手だったのを横からかっさらってくれた、というか南海ホークス獲られ過ぎだろ。
「巨人みたいな奴等だ!」
「本当に最低だな!」
「巨人だ、巨人!」
「そんな連中だな!」
「幾ら何でも言い過ぎだろ!」
「巨人って何だよ!」
流石に二人も人類の永遠の敵、憎むべき戦後日本のモラルと知的水準、正義の深刻極まる低さの象徴であるこの球団に例えられると怒る。
「あんなチームと一緒にするな!」
「俺達阪神ファンだぞ!」
「この世界じゃ巨人毎年勝率一割台の万年最下位だぞ!」
「作者の作品世界で巨人が最下位以外になることはねえ!」
「理由は作者が巨人嫌いだからだ!」
「作者にとって巨人の苦しみが喜びなんだよ!」
本当に巨人が負けると飯が美味い。
「だから絶対にこの設定なんだ!」
「巨人は最下位!」
「それも勝率一割台、打率も同じ某呂率は七点台だ1」
「打たれ打てず負ける!」
「それがこの作者の巨人なんだ!」
「そうなってるんだよ!」
この設定は変わらない、何があって
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