第7章 大魔闘演武編
魔女の罪
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の闇ギルドを壊滅させているギルドがあるとか。」
ドロイさんとジェットさんは知っているようだった。
「私達の目的はただ1つ。」
「ゼレフ・・・闇ギルド、この世の全ての暗黒を払う為に結成したギルドだ。
二度と俺達のように闇に取り付かれた魔導士を生まないように。」
ウルティアさんとジェラールはそう言う。
「おおッ!!」
「それってすごいことよね。」
ナツさんとルーシィさんはそう言う。
「評議会で正規ギルドに認めてもらえばいいのに・・・。」
「いやグレイさん・・・それは・・・」
「脱獄犯だぞ。」
「私達、 元・悪魔の心臓だし。」
グレイさんの言葉に俺が言いたいことを、ジェラール達が言う。
「それに正規ギルドでは表向きには闇ギルドとはいえ、ギルド間抗争禁止条約がある。
俺達のギルドの形はこれでいいんだ。」
「・・・・・・。」
ジェラールの言葉に、エルザさんは黙って聞いている。
「・・・で、あなた達を呼んだのは別に自己紹介のためじゃないのよ。
大魔闘演舞に参加するんだってね?」
「お・・・おう・・・。」
「(今大変なことになってるけどね・・・。)」
大魔闘演舞までもう5日しかない・・・。
「会場に私達は近づけない。だからあなた達に1つ頼みたい事があるの。」
「誰かのサインが欲しいのか?」
「それは遠慮しておくわ。」
ナツさんの言葉にウルティアさんがそう言う。
「で、一体何を?」
俺はその頼みについて尋ねる。
「毎年開催中に妙な魔力を感じるんだ。その正体をつきとめてほしい。」
「妙な魔力?」
「なんじゃそりゃ?」
ジェラールの言葉に俺とナツさんはそう言う。
「大魔闘演舞にはフィオーレ中のギルドが集まるんでしょ?
怪しい魔力の1つや2つ・・・」
「俺達も初めはそう思っていた。しかし、その魔力は邪悪でゼレフに似た何かだった。
それはゼレフに近づきすぎた俺達だからこそ、感知できたのかもしれない。」
ルーシィさんの言葉にジェラールがそう言う。
「ゼレフ・・・!」
ナツさんが驚いた表情をする。
「私達はその魔力の正体を知りたいの。」
「ゼレフの居場所を突き止める手掛かりになるかもしれないしな。」
「もちろん勝敗とは別の話よ。私達も陰ながら妖精の尻尾を応援しているから。
それとなく謎の魔力を探ってほしいの。」
3人はそう言うのだった。
「雲を掴むような話だが、請け合おう。」
「助かるわ。」
エルザさんの言葉にウルティアさんがそう言う。。
「いいのか、エルザ?」
「妙
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ