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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
魔女の罪
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の闇ギルドを壊滅させているギルドがあるとか。」

ドロイさんとジェットさんは知っているようだった。

「私達の目的はただ1つ。」

「ゼレフ・・・闇ギルド、この世の全ての暗黒を払う為に結成したギルドだ。
 二度と俺達のように闇に取り付かれた魔導士を生まないように。」

ウルティアさんとジェラールはそう言う。

「おおッ!!」

「それってすごいことよね。」

ナツさんとルーシィさんはそう言う。

「評議会で正規ギルドに認めてもらえばいいのに・・・。」

「いやグレイさん・・・それは・・・」

「脱獄犯だぞ。」

「私達、 元・悪魔の心臓(グリモアハート)だし。」

グレイさんの言葉に俺が言いたいことを、ジェラール達が言う。

「それに正規ギルドでは表向きには闇ギルドとはいえ、ギルド間抗争禁止条約がある。
 俺達のギルドの形はこれでいいんだ。」

「・・・・・・。」

ジェラールの言葉に、エルザさんは黙って聞いている。

「・・・で、あなた達を呼んだのは別に自己紹介のためじゃないのよ。
 大魔闘演舞に参加するんだってね?」

「お・・・おう・・・。」

「(今大変なことになってるけどね・・・。)」

大魔闘演舞までもう5日しかない・・・。

「会場に私達は近づけない。だからあなた達に1つ頼みたい事があるの。」

「誰かのサインが欲しいのか?」

「それは遠慮しておくわ。」

ナツさんの言葉にウルティアさんがそう言う。

「で、一体何を?」

俺はその頼みについて尋ねる。

「毎年開催中に妙な魔力を感じるんだ。その正体をつきとめてほしい。」

「妙な魔力?」

「なんじゃそりゃ?」

ジェラールの言葉に俺とナツさんはそう言う。

「大魔闘演舞にはフィオーレ中のギルドが集まるんでしょ?
 怪しい魔力の1つや2つ・・・」

「俺達も初めはそう思っていた。しかし、その魔力は邪悪でゼレフに似た何かだった。
 それはゼレフに近づきすぎた俺達だからこそ、感知できたのかもしれない。」

ルーシィさんの言葉にジェラールがそう言う。

「ゼレフ・・・!」

ナツさんが驚いた表情をする。

「私達はその魔力の正体を知りたいの。」

「ゼレフの居場所を突き止める手掛かりになるかもしれないしな。」

「もちろん勝敗とは別の話よ。私達も陰ながら妖精の尻尾(フェアリーテイル)を応援しているから。
 それとなく謎の魔力を探ってほしいの。」

3人はそう言うのだった。

「雲を掴むような話だが、請け合おう。」

「助かるわ。」

エルザさんの言葉にウルティアさんがそう言う。。

「いいのか、エルザ?」

「妙
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