第7章 大魔闘演武編
魔女の罪
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人だ。1人は黒髪の長髪で大きな水晶玉を持っていて、
もう1人はピンク色の髪でひとつ結びしていた。
「メルディ・・・。」
「ジュビア、久しぶりね!」
ジュビアさんを見て、そのメルディさんは笑顔でそう言う。
「ジェラールが脱獄?」
「こいつら、グリモアの・・・」
「まぁ・・・待て、今は敵じゃねぇ。そうだろ、ウルティア?」
「ええ。」
黒髪の人がウルティアさんって言うのか・・・・・・
というか、今グリモアって・・・・・・
「私の人生で犯した罪の数はとてもじゃないけど“一生”では償いきれない。
だから・・・せめて私が人生を狂わせてしまった人を救いたい・・・そう思ったの。」
それでグリモアから抜けたのですかな?
「例えばジェラール。」
「いいんだ。俺もお前も闇に取りつかれていた過去の話だ。」
「ジェラール・・・お前記憶が・・・」
「ハッキリしている。何もかもな。」
ジェラールの言葉に驚くエルザさん。
「6年前・・・まだ牢にいる時に記憶が戻った。
エルザ・・・本当に・・・何と言えばいいのか・・・」
「楽園の塔でのことは私に責任がある。ジェラールは私が操っていたの。
だから、あまり責めないであげて。」
「・・・・・・。」
ここのジェラールは、操られたとはいえ・・・何かヤバい事をやってしまったのか?
でも言わないことにしておく。気にはなるが・・・
「俺は牢で一生を終えるか・・・死刑。それを受け入れていたんだ。
ウルティア達が俺を脱獄させるまではな。」
「それって、何か生きる目的ができたってことですか?」
ウェンディがジェラールに質問をする。
「ウェンディ、それにコージ。そういえば君達の知っているジェラールと俺は別人のようだ。」
「あ、はい!!」
「もう・・・大丈夫です。会えたから・・・。」
ジェラールの言葉にウェンディと俺はそう言う。
「(そういえば・・・元気かな・・・ジェラール・・・。)」
俺は・・・エドラスで・・・俺の友達であるジェラールの事を
思い出すのだった・・・あそこでやった事が、昔のように思い出す・・・。
「生きる目的・・・そんな高尚なものでもないけどな。」
「私達はギルドを作ったの。正規ギルドでもない、闇ギルドでもない、独立ギルド。
魔女の罪。」
「独立ギルド?」
「どういうこと?」
「連盟に加入してない?」
「そういう事?」
ウルティアさんの言葉に、レビィさん、ハッピー、シャルル、ミントがそう言う。
「魔女の罪?聞いたことあるぞ!」
「ここ数年で数々
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