暁 〜小説投稿サイト〜
愉悦神父の息子のSAO
《ソードアート・オンライン》
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武器とかソードスキルが俺と相性が悪いみたいだ」
「大丈夫なのか?」
「戦う分には問題ないが、何か気持ち悪くてな。体術スキルとかないのかな」
「さあな。まぁこの先お前に合う武器が出てくるかもな。体術スキルもあったりして」
「もしあったら教えてくれよ、キリト」
「ああ、もちろんだ」

そうやってキリトと話していると??
「うおっしゃあああ!」
というクラインの雄叫びが耳に入ってきた。
どうやらクラインもフレンジーボアを倒したようだ。
満面の笑みを顔に浮かべながらハイタッチしてきたので、それに応える。
「おめでとう、でもそいつ雑魚中の雑魚だけどな」
「マジで!?おりゃてっきり中ボスかなんかだと」
「周りを見てみろよ、クライン。中ボスがうじゃうじゃいるぞ」
クラインは周りを見て肩を落としていたけれど、顔を上げて同じソードスキルを繰り返し始めた。

「もう少し狩り続けるか?」
「いや、一度落ちてメシ食うわ。ピザが五時半に届くんだよ」
「そっか。コトミネは?」
「俺も一度戻るわ」
「あ、そーだ。キリト、コトミネ、フレンド登録しねぇか?メッセージとか飛ばせて便利だしよ」
「へーそんな機能あんのか。俺はいいぜ」
「あ、ああ、俺もいいぞ」
そうして俺たちは互いをフレンド登録し、これからの楽しいゲームが続くとばかり思っていた。



しかし



「あれっ、ログアウトボタンがねぇ」




もうすでにこのゲームは遊びではなくなっていた。
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