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転生とらぶる
マブラヴ
1094話
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せこいつらはこの後は二度と表舞台に……そして世間にも姿を現す事はないんだから。
 けど、何らかの裏取引とかで俺の能力の情報を手札にされるのも面白くない。

「さて……これ以上は誰もいないってのがベストなんだが……その辺はどうだろうな」

 再びスライムを出し、宇宙船の中へと広げていく。
 ……聞こえてくるのは宇宙船の動く音くらいであり、人の呼吸音とか緊張して体温が上がっているのとかは見つからないな。
 そのままスライムを宇宙船の中に広げていき……うん?
 ふと聞こえてくる声を捕らえた。やっぱりまだ人がいたのか。

『くそっ、シャドウミラーが来るかもしれないとは聞いていたが、幾ら何でも早すぎる! もっと時間があればこっちにも対応出来たものを! 二手に別れているようだが、このままでは……おい、そっちの準備は?』
『まだだ! そもそも、これはいざという時の為に準備しておく予定だっただろ! 何だってこんなに早くそのいざって時が来てるんだよ!』
『俺に言うな、俺に! 文句を言うのならシャドウミラーに言え! こっちの準備ももう少し掛かりそうだ』
『この宇宙船を爆破するのはいいけど、俺達は本当に大丈夫なんだろうな?』
『それこそ今更の話だ。そうでもしないと俺達は奴等に纏めて捕虜にされて、どんな拷問を受けるか……シャドウミラーの技術を考えれば、意図せずにこっちの情報を引き出す事も難しくはない』
『それはそうだが……』
『いいから、お前は自分のやるべき事をやれ! そもそも、これから先の心配も宇宙船から脱出しないとどうにもならないんだ! くそっ、大体何なんだあの巨大な戦術機は!』
『特機……だとか何とか。そんな機種名だったと思う』
『分かっている! 今俺が言いたいのは、そういう事じゃない! その特機とやらがこの宇宙船の周囲に展開しているおかげで俺達が逃げられないって事だ! この様子だと空いている背後の方だってどんな事になってるか……いいから、急げよ! シャドウミラーの連中がブリッジの方に意識を集中している間に……うん? まて。なんでこいつは1人だけブリッジの外に出ている? 何をしているようにも見えないが』

 そんな言葉が聞こえてくる。
 なるほど。……カメラはあそこか。
 考えてみれば、ブリッジの入り口やその中にはカメラが設置されているのは至極当然。
 それで俺達がブリッジを占拠したのを見ていた訳か。
 映像はブリッジに流れているのを他の場所でも見られるようにしてある。そんなところだろう。
 で、スライムを見つける事が出来ないのは、純粋にスライムは細い状態で出しているから、解像度の関係か。

『くそっ、何だ? こっちをじっと見やがって。まさかこっちが見えている訳でもないだろうに』
「見えているぞ」

 スライムから聞
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