第六十六話
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体どっちが、いや、何が正しいの?
腕を切り落とされた?
全身の骨を折られた?
銃で撃たれた?
何が起こっているんだ?僕の身体に何が?
次の瞬間、頭に衝撃が走り僕はその場に倒れ込む。
薄れていく意識の中で顔を上げるとそこにはタカミチが申し訳なさそうに立っていた。
side out
side レイト
タカミチが止めたか。まあ攻撃を受けた訳ではないから許してやるが何を考えてやがるんだアレは。オレたちはともかく一般人がどうなるかも分からないのか?顔には出していないが此所にいる関係者全員がそう思っているだろう。
ナギも苦い顔をしているがここからは家族の問題だからな。オレは何も手を出さんよ。それよりも今やることはただ一つ。
「各自解散。捕まっても自己責任だ」
報道部や新聞社などなどのマスコミ連中から逃げることにしよう。
マスコミ連中が詰め寄ってくる鼻先にスモークグレネードを大量に投げつけて会場全体が煙に包まれる。その煙に隠れて各々好きな方に逃げだす。零樹はアリスに支えられる様に離れているのが見えたしそれを追う様にナギとアリカ、タカミチに担がれたアレも確認した以上オレが此所にいる理由は無いのでキティと共に会場を離れる。それから認識阻害のメガネをかけて再びデートの続きに行くことにする。
side out
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