第五十二話
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「!!阿呆、早よ儀式を始め」
「何を焦っているんだい」
「本山に気付かれた以上そのお仲間はとっくの昔にお陀仏や」
「そんな馬鹿な事、あり得ないね。彼らは一人一人が最強クラスなんだから」
「それはあんたらMMの基準や」
「……何故僕らがMMの所属だと知っている」
「…………それ、本気で言っとるんか?はぁ〜、やっぱり阿呆ばっかやな。とりあえずそのお仲間に連絡とってみいや」
言われた通りに念話を使うが、誰も応答しない。まさか本当に全員やられたというのか。
「時間を稼いで来るさかい早よ儀式を終わらしい。30分位しか持たへんよ」
そう言って、おそらく瞬動を使ってここから離れて行った。全く反応できない速度でだ。まさか、彼女は僕達より強いのか?いや、そんなはずは無い。僕らは最強のはずなんだ。僕の前も死んだとはいえ、『形なきもの』に深手を負わせているはず。そう僕達より強い奴が居るはずが無いんだ。
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