第五十一話
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すると強さが約1.2倍になるという一種のリミッター解除が発生する。
「いつもなら苦戦するだろうけど今回は違う」
そう、いつもとは違い今回は自分と似た戦闘スタイルのアリスさんがいる。修行も二人で行なっていたから連携するのも容易い。元から戦闘力はこちらの方が上で二人掛かりという事もあり30秒足らずで月詠を撃破し鋭太郎達の援護に向かおうと下を見下ろすと銀色のオーロラが現れたのが見えた。
「また鳴滝さんか」
「あの人もシツコイですね」
とりあえず怪人達が出てくる前に合流は出来たので出てくるのを待つ。
そしてグロンギ、アンノウン、オルフェノク、アンデット、魔化魍、ドーパント、ヤミーが一体ずつ現れる。
「さて、僕はヤミーの相手をします、鋭太郎はドーパントを、レイフォンはアンデットを、残りはどうします?」
「私はオルフェノクの相手をします。零樹さん、ファイズを貸して下さい」
「私がアンノウンの相手をします」
「ほんならウチらはグロンギ?とか言うのを抑えといたるさかい」
「となると魔化魍が残るね。君尋、ちょっと手伝ってくれる」
「ええっ、僕が!?」
「弦楽器が使えるなら問題は無い。何事も経験だ」
「ああ、もう分かったよ。変身音弦を貸して」
「ほらよ。レイフォンは何に変身する」
「剣で」
「ほらよ。刹那姉さんは」
「持っています」
「なら行きますか」
鶴姉と素姉以外が変身用の道具を装着する。ぱっと見た感じそれほど強いとは感じないのでタカ、トラ、バッタのコアメダルを装着する。
「「「「「変身」」」」」
かけ声と共に6人のライダーが姿を現す。アギト、ファイズ、剣、斬鬼、ジョーカー、オーズが一同に揃った事で観光客が騒いでいる。
「とっとと終わらせるとしますか」
side out
side other
その頃関西呪術協会の敷地に武装したままで侵入しようとする愚か者が一人居た。
「この先が関西呪術協会か。よし、早くこの親書を届けよう」
先の桜通事件に折られアリスの手元にある本物の杖と違い、本人は気付いていないが外見だけが同じそこそこの杖で武装し、風の精霊による肉体強化と魔法障壁を展開しながら少年は奥へと進む。
10分程進んだところで突如として6人の剣士に周囲を囲まれ太刀を突き付けられる。
「即刻この場から立ち去れ。ここは関西呪術協会の本部だ」
「立ち去らないというのならこの場で切り捨てる」
今までの人生に置いて命の危機に曝された事のあるはずのネギだが殺気の籠っていない太刀に完全に怯えきっていた。これが麻帆
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