第四十六話
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囚われていたんだろう。そして、どちらが言うでも無く、歩きながらお互いに今日のことを振り返りながら笑い合い、最後に
「「本当にお互いらしくなかった」」
と締めくくった。
いつの間にか世界樹の下まで歩いて来ていたみたいで辺りには誰もいなかった。
「そろそろ姿を現したらどうだ」
そう、居ないはずだった。何せここには父さんと母さんが共同で極秘に強力な結界を張っており、この学園においてある一定以上の力量を持つもの以外は入って来れない様になっている。
だが、僕達の背後には黒いローブで正体を隠している男が立っていた。
「驚いた、いつから気付いていた」
「「お前が麻帆良に侵入した時から」」
この答えにはさすがに男も驚いたようだ。だけど そんなこと・・・・・はどうでもいい。その正体も目的も背後関係等も全てがどうでもいい。
こいつはさっきまでの良い雰囲気に水を差した。
その事実だけで十分だ。
つまり何が言いたいかと言うと
「「少しは空気を読め、このボケが」」
今まで着ていた服から戦闘用の服に転移で交換する。アリスさんも同じ様にして戦闘態勢を整える。さあ、一方的な殺戮を始めよう。
side out
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