Black cat a prank 2
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「ライト君。」
「どうした?サナ?」
俺たちは4番通りを通り過ぎ3番通りに辿り着くと不意にサナが不安そうに話してきた。
「なんか…。この街おかしくない?」
「…。」
確かにおかしい。何故かわからないがおかしい事は感じる。
黒曜石のこの建物?いや、違う?
俺は来た道を振り返るとだれも居ない。当然だ。
隣のサナが不安そうに聞いてくる。
「…ライト君。どう思う?」
「何がどうおかしいのか分からないけど…。
確かにおかしいよな…。」
こういう時にリンがいれば上手く答えが出そうな物なのだが。
いないものは仕方がない。
「ま、俺がなんとかするよ。」
「…ライト君。」
そう言ってサナを抱きしめようとした。
その瞬間。サナの後ろから黒いナニカが現れた。
「サナ!後ろ??」
「??」
次の瞬間。黒いナニカはサナをまるでフルフ◯がケ◯ビを飲み込むかの様に一気に包み込んだ。
とっさにサナの得意魔法『不可視の大盾』が発動するが『不可視の大盾』ごとその黒いナニカはサナを飲み込む。
「サナ??」
そして黒いナニカはサナを飲み込んだかと思うとだんだん小さくなりながら道を出て行こうとする。
…ライトを置いて。
「逃がすかよ!」
そう言って曲がり角を曲がりと…。
「くらえ…!」
黒い大剣を峰打ちとは言え、不意打ち気味に切り込まれそうになった。
俺はとっさに『レーヴァテイン』と『フライクーゲル』を取り出しながらバックジャンプ。そして…。
「お前か??乱撃??」
「…!」
蒼と黒のコートの剣士に向けて放つ黒と白の銃弾の雨。しかしその蒼と黒のコートの剣士はボソッと。
「月華流…『月龍翅』??」
そうして大剣を水平に構えるとそのまま居合抜きの要領で水平を斬る。
そうして現れた衝撃波が黒と白の銃弾の雨と相殺する。
「…。」
乱撃をかわされるとは…。こいつ…強い!
だけどこいつを倒さなきゃサナは救えない。恐らく黒い影はこいつに違いない。
「いくぞ??」
そう言って俺は黒の剣士に向けて銃を向けた。
「…このあたりか。」
俺は3番通りに辿り着くと再びヴァンパイアの力を使いニナの場所を特定する。
「ここの近くにいるな。」
俺はそう考えて、路地裏に入ると…いた。
黒いナニカが。恐らくあいつがアリスを…。ニナはどうでもいいが。
?ニナの方が大事じ
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