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IS〜もしもの世界
16話
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間じゃ?」



「あ・・あーゴホンゴホン!ではHRを終わる。各人すぐ着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」



と、織斑先生に促すよう声をかけて更衣室に向かう。







ー更衣室ー





無事第二グラウンドの更衣室に着いた俺たちは着替える。んだが、さっきからシャルルがチラッチラッとこっちに見ているので


「どうしたんだシャルル?さっさと行かないとやばいぞ。いやガチで」

なんせ織斑先生だからな。


「ふぇっ??う、うんそうだね!」

なんかもじもじしながら顔を赤らめている。ーあ、そうか。シャルルって女だからしかたないもんな。
と、思いつつ俺は遅れるのは避けたいので先に行く事にする。










ー第二グラウンドー






結局、俺以外、一夏とシャルルは遅れた。一夏は一発出席簿ではたかれたが。







「では、本日から、格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
「はい!」



今回は二組もいるので返事はいつも倍だが、俺の後ろと、前ではウンウン唸っている声が聞こえていた。ーはい。セシリアと鈴です。さっき喋っていて叩かれてた。




しかも織斑先生に指名されてテンションだだ下がりの2人、しかし織斑先生が何か2人に言うとみるみる元気を出していた。大方「一夏に頑張っているところをアピールするチャンス」とでも言ったんだろう。

そのまま2人の対戦相手を待っているのだが、何処からか声が聞こえてきたのでそっちを向くと、ーあ、山田先生だ〜ってこっちに来てる??

巻き添えは嫌なので俺は飛び退くと、隣の一夏が反応できずに固まっている所が見えた。



「っ?うわあああああ!」


そんな声と山田先生の「どいてください〜!」の声と共に一緒に吹き飛んでいった。って追いかけないと!



「大丈夫か!一夏?」


「お、おう。って、あ・・・」



一夏がなんとかISを展開していたので怪我はしていないが、問題が発生していた。
山田先生を押し倒す体制で右手が山田先生の胸をがっしり掴んでいた。
そんな事は一夏は理解できずにいて目を回して混乱していた、が、後ろから二つの殺気と、ガシャンと銃を展開する音が聞こえたので俺が一夏に対して叫ぶ。



「ーって一夏!避けろ!」

「ーハッ??」



「ホホホホホ・・・。残念です。外してしまいましたわ・・・」


「あ、ああ・・・一夏、逃げろ!今すぐ逃げろ!」


後ろを見ると完全切れたセシリアと、鈴が自分の武器「双天牙月」を連結して一夏に投げようーってもう投
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