001話
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じゃないのよね?」
「こいつか、似て非なる物だ」
ドロシーはジークが腰に刺している剣に興味を示した。普通の剣とは全く違う異質な剣、魔力を帯びながらその内に力を秘めた剣。ARM以外でこれほど高純度の魔力を帯びている事は殆ど無いのだろう。
「幻想大剣・天魔失墜、それがこいつの名だ」
「バルムンク……聞いた事の無い剣ね」
「まあそうだろうな」
適当な会話を続けドロシーとジーク、不意にドロシーのステータスがどれほどの物なのかと気になった。興味本位でドロシーのステータスを回覧してみた
【対象】:『ドロシー』
【種族】:『人間(魔女)』
【属性】:『混沌・中庸』
【精神状態】:一目惚れ
【ステータス】 筋力E- 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運C
と脳内に表示されていたが次の表示されていた項目も思わず噴出した。
「どしたの?」
「い、いやなんでもない……(いやなんだよこれはっ!?)」
思わず内心で全力のツッコミを入れた、主に4番目の表示に。精神状態一目惚れとは何とも解り易いが有り得ないだろうと。
「(如何いう事だよ何が如何してこうなってるんだよ!?一目惚れってなぁに俺になの、俺になのか!?)ドロシー、聞いても良いか」
「なぁに?」
「暫くは行動を共にしても良いか?」
「えっいいの!?」
すかさずステータス画面をチェック、すると
【精神状態】:一目惚れ&歓喜
と表示されており完全に惚れられてると自覚するのであった。
「やれやれ……どうなるんだろうな俺の第二の人生」
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