第3章 リーザス陥落
第48話 ヘルマンvsカスタム 最終戦開幕
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ンダーソンはまずは 理性を狂わせて、淫乱にさせてから 遊ぼうとしていたのだが……。
「この変態っっ!! 卑怯者!!」
「あぅっ!!」
マリアは、縛られているのにも関わらず、ヘンダーソンに一撃を入れていたのだ。マリアから迸る何かがヘンダーソンに直撃する。
「な、な、何? これ!」
身体が痺れてしまい、立つ事が出来ないヘンダーソン。その何かは、纏わりつくように、ヘンダーソンから離れずまるで逆に拘束をしている様だった。
「媚薬なんか使おうとするヤツに、私の身体を 好き勝手させてたまるもんですか! このっっ!!」
“がきーーーーーんっっ!!”
「ぎゃちょーーーっっ!!!」
倒れているヘンダーソンに向かって、マリアは、金的に向かって、サッカーボールキック! 金切り声を盛大にあげるヘンダーソン。
マリアには知るよしも無いが、通常であれば、屋敷に控えているヘルマンの兵士達に聞こえる程の声なのだが、今はカスタムへと進軍中である事、そしてヘンダーソン自身が兵士を遠ざけていると言う幸運が重なり、新たな兵士達が乱入してくる事は無かった。
「おぼぼぼぼぼ………!!!」
如何に、オカマと言えども、男を象徴している《ソレ》を切ってる訳でも、取ってる訳でもないから、大々々……∞ダメージは必須なのだ。マリアは、肩で息をしつつ……とりあえず、ヘンダーソンをぶっ飛ばす事ができて、少しスッキリ、そして安堵をしていたが。
「(うぅ……、でも 逃げれそうに無いし…… いつまでもつか……)」
マリアの拘束が解けている訳でも無いし、まだ部屋の中。そして捕まえられてる状況で 無防備にも外へと飛び出す事など出来ない。
マリアには、外の状況が判らないから、ランスの帰りを待つしか出来ないのだ。
「もーー!! さっさと帰ってきてよ! ランスっっ!!」
ランスの名を叫びながら、その後も決死の低抗が続くのだった。
人物紹介〜
□ ミル・ヨークス(3)
Lv19/34
技能 幻獣召喚Lv1
元カスタムの四魔女の1人。
今はカスタム防衛軍のミリの実行部隊に所属している。
魔法使いの彼女だが、姉と共に戦った方が普段より安心でき、且つ今以上の力で戦えるからと言う理由。
ちゃっかり、前回は出演できなかったが、連続した戦いのせいで疲弊したのは仕方ないのである。
……まだ、幼子なのだから。
ただ、今後はどうなの?と聞かれれば、素直に答えられないのが現状でもある。
□ バレス・プロヴァンス
Lv30/37
技能 剣戦闘Lv1 統率Lv2 軍師Lv1
リア女王の祖父
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