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領主様に下された天罰
3部分:第三章
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「これからは」
「わかった」
 俯いたまま執事さんの言葉に頷きます。
「それではな」
「御願いします」
 それからお殿様は心を入れ替え思いやりがあり質素な生活をする穏やかな人になりました。すると人々はそんなお殿様を慕うようになり何時しかお殿様はそのことに喜びを覚えるようになりました。全てがよく変わっていって贅沢や我儘よりも素晴らしい喜びがあることがわかったのでした。
 雷によって変わったお殿様、古い古い、お爺ちゃんもお婆ちゃんも小さい頃に長老さんからも聞いていない、そんな昔のお話。これで終わりです。


領主様に下された天罰   完


                  2008・5.1

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