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夜の明けし
求むる心は
暁の
見ゆるは君の
笑顔 恋しき
夜が明けるに連れ、段々と光りがましてくる…。
そんな時分には…彼への愛しさがつのって仕方ない…。
その中で迎える暁は…彼の笑顔を思い出させ、より一層彼を恋しく思ってしまうのだ…。
蟋蟀の
鳴きし朝の
薄明かり
想い惑いて
君ぞ愛しき
曇った朝の薄明かりの中、コオロギが寂しげに鳴いている…。
そんな淋しい風景を眺めると私は居た堪れなくなり、どうしてこんなところへいるのかと自問してしまうのだ…。
そして…彼への愛しさだけが残り…また、自問を繰り返すのだ…。
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