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SNOW ROSE
騎士の章
I
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席へ座るよう促した。
 二人はおとなしく席に着くと、暫らくしてアンナが飲み物を運んできた。
「これは一体どういう…?」
 小言でも言われるかと覚悟していた二人であったが、そんな彼らにアンナはこう言ったのであった。
「ご注文はお決まりですか?」
 そう言われた二人は目を丸くし、それから目を合わせて笑ったのであった。

 時は王暦五百九年八月の半ば。
 こうして二人の旅は幕を開けたのである。




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