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こちらの書類を進めますよ。」
さっきまでの表情はまるでなかったかのように髪を少しかき分けて、そう宣言する彼女を前に、俺は今までとは格段にやる気が出ていた。
今すぐにでも終わらせて、俺の大好きな事とやらをやってもらおうじゃないか!
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「……妃宮」
「**君、妃宮だなんて他人行儀なことはやめてください、助け合ってきた仲なのですから…」
「えっ?…じゃあ…千早さん…」
「……えぇ…」
(尚、**には妄想主の名前が入る)
_______________
「「「しかたねぇな!そういうことなら俺/僕がやってやろう!!!」」」
「……お前らに残念なお知らせだ。参謀ならさっきCクラスに拉致られていったからな。恐らくだが、向こうの手伝いにかかりっきりになるだろうよ」
「「「どうぞどうぞ!」」」
一斉に他人を指さすゲス諸兄
ってなんでみんな僕を指さすかな!?
ちなみに僕は美少女、いや違う違う美少年の秀吉を指さしたのだけれど、その秀吉は知らぬ振りをしている。
「じゃあ、明久は決定な。もう一人、誰か居ないか?」
「ウソ、本人の意思は無視なの!!」
「それじゃあウチが行くわ」
「そうか、じゃあ明久と島田でこっからは進めてくれ、以上だ。」
そのまま綺麗に纏められてしまう、本当に僕の扱いって酷くないかな?
「み、美波ちゃん!?それはずるくないですか?いつもいつも美波ちゃんはどうして…(モゴモゴ)」
僕が不思議そうに姫路さんを見ると顔を真っ赤にして口ごもられてしまった。何か僕がしただろうか。
「すまない姫路、明久はこういう顔なんだ。だからそう不細工すぎて死にそうになるのはやめてやれ…」
「雄二!!勝手なことを言いやがくぺっ」
誰だ、僕は何としてもこのバカを殺らなきゃいけないのに!
それを邪魔するなんて無粋なことをするのは誰だ!絶対許さ…
「アキ、バカやってないでさっさと進めるわよ!」
許そう、主に僕の命のために
首をボッキリやられた状態のまま、僕は教壇の上に上げられたのだった。
「それじゃあ、何かやりたいことあったら上げて!」
美波がそう呼びかけるけれどもみんな隣としゃべっていたりして、全くと言っていいほど声が挙がってこない。
「みんな、何か無い?」
僕がもう一回呼びかけると、ようやくポツポツと意見らしい意見が出てくる。
「やりたい事って言われてもなあ…」
「そうだよな、妃宮さんがCクラスに付きっきりになるってことは姫路さんと木下をメインに立てていくしかないだろうけどな…」
「え?わ、私ですか?」
「瑞希は何かしたいことはないの?」
「そうですね…ごめんなさい。まだ整理がつきません……」
「そっか…」
そしてまたガヤガヤと騒がしくなる。
「あぁ…もぉ…
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