ラクサスvs.アレクセイ
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」
「ぐもー!!ありがたきお言葉!!そして、七代目です」
「六代目であってるよ!!」
「しっかりしろ!!」
マスターは自分が何代目なのか覚えてないみたいですね。この短い間にマスターが何度も変わったから頭の中がごちゃごちゃなんでしょうね。
『両者前へ!!』
ラクサスさんとアレクセイさんは互いを見据えた状態から闘技場の中心部へと歩き出します。
2人が闘技場の中心に立つと、3日目の第三試合が始まります。
『試合開始!!』
ゴォーン
会場は1日目以来の親子ギルド対決とあってか試合開始のゴングが鳴ると同時に一気に沸き上がります。
「親父んとこのギルドか。つーかお前何者・・・」
ラクサスさんがアレクセイさんに質問しようとした時、アレクセイさんは突然走り出してラクサスさんにエルボーをお見舞いします。
「ぐおっ!!」
「なっ!!」
先制攻撃をラクサスさんが受けたことにナツさんが驚愕します。
それは私たちも同じで皆さん言葉を発することができません。
「くっ!!」
ラクサスさんはエルボーを受けたことで後方へと飛ばされ、その際にいつも羽織っている黒い上着が脱げてしまいます。
しかしそこはさすがのラクサスさん、うまく着地をしアレクセイさんの方を向きます。
「こいつ・・・!!」
そのラクサスさんにアレクセイさんは素早く接近すると今度は顔に向かってキックを放ちます。
「うおぁ!!」
またしても飛ばされるラクサスさん。アレクセイさんは両手から黒い波動を放ちラクサスさんを襲います。
「うわぁぁぁぁ!!」
「そんな・・・」
「冗談だろ!?」
「やられてんの?」
ミラさんとガジルさん、カナさんはアレクセイさんの前に手も足も出ないラクサスさんを見て驚きを隠せません。
その間にもアレクセイさんはラクサスさんに次々と攻撃を仕掛けていきます。
「まさかラクサスが!?」
「どうなってるんですか!?」
「あの仮面・・・何者なんだ!?」
私たちAチームも悪魔の心臓のマスターハデスとさえも互角に戦っていたラクサスさんがやられている姿に驚きを隠せません。
「ウソだろ・・・ラクサス・・・」
シリルside
『ぐおおっ!!』
医務室に設置された魔水晶ビジョンから聞こえてくるラクサスさんの悲痛の叫び。それには俺もシャルルもセシリーも・・・そしてポーリュシカさんでさえも信じられないでいる。
『これは・・・アレクセイ怒涛の攻撃!!ラクサス、手も足も出ない!!』
実況のチャパティさんがそう言い、解説のヤジマさんとゲストの
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