ラクサスvs.アレクセイ
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様子です。
「でも・・・ジュビア、なんか嫌な予感がします」
そんな中ジュビアさんだけはチームで1人だけ心配そうにラクサスさんを見つめています。
ラクサスさんとアレクセイさんは互いににらみ合い、試合開始のゴングを待ちます。
『1日目以来の親子ギルド対決となりましたね、ヤジマさん』
『ウム・・・』
1日目はルーシィさんとシリルが外部からの力も加わってしまいましたが、今日はそんなことはできないようにマスターたちが手を回してくれています。
「ウォーレン」
「了解!!」
マスターの指示でウォーレンさんが念話を飛ばします。
『こちらHQ!!ビスカ、聞こえるか!?』
『何がHQだよウォーレン』
ウォーレンさんの変な名乗りにビスカさんが突っ込みを入れます。ちなみにHQとは軍の司令塔などの意味があります。
『マスターイワンに動きなし。どうぞ』
大鴉の尻尾のマスターであり、マスターの息子であり、今バトルをしようとしているラクサスさんのお父さんであるイワンさんに銃を構えたビスカさんがウォーレンさんにそう報告します。
『了解!!チーム雷神衆+リサーナ!!そっちは?』
今度は大鴉の尻尾の選手たちの様子を見張っているリサーナさんたちにウォーレンさんが状況確認の念話を送ります。
『こちら雷神衆+リサーナ、大鴉の尻尾に今のところ目立った動きなし』
リサーナさんは双眼鏡を覗きながらそう言います。
『1日目のようにはさせないわよ、カラスちゃん』
『ラクサスの武勇にキズをつけてみろ、我ら雷神衆、貴様らの命は保証しない』
リサーナさんとフリードさんは気合い十分な様子です。
『「エバがエルフマンのところに戻りた〜い」と言ってますが許可をください、どうぞ』
『言ってねーだろ!!』
ビックスローさんのジョークにエバーグリーンさんが怒ります。天狼島の時から思ってましたけど、エルフマンさんとエバーグリーンさんは仲がよろしいんですかね?
「イワン・・・もう二度と卑怯なマネはさせんぞ」
マスターがそう言うと隣にいる初代がクスクスと笑います。
「どうかされましたかな?初代」
「いいえ、何でもありません」
初代はそう言った後、空を仰ぎながら言葉を続けます。
「仲間を守るためならいかなることでもやる、そしてその状況を少しだけ楽しんでしまっている」
「うぐっ!!」
初代に図星を突かれたマスターは顔を歪めます。
「フフフッ♪素敵です!!私の目指した究極の形が、今ここにあるのです」
初代は本当に嬉しそうにそう言います。
「この形を忘れないでくださいね?三代目。えっと・・・六代目でしたっけ?
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