ラクサスvs.アレクセイ
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ん!!あいつ戦えるのかよ!?」
「全然そんな風には見えないですけど」
レンさんとタクトさんが隣にいる一夜さんへと質問します。
「当たり前だ!!私と同じ顔をしている!!つまり・・・」
地面に叩きつけられるニチヤさん。しかしその目はすぐに開かれ、表情はキリッとしています。
「私と同じ戦闘力!!」
一夜さんは仰向けになっている一夜さんをじっと見つめ、ニチヤさんは・・・
「ぐはっ・・・」
そのまま倒れてしまいました。
「くたばってるじゃねーかよ!!」
「ウソーン!!!」
レンさんと一夜さんがそう叫びます。
『え・・・と・・・勝者、剣咬の虎、ローグ・チェーニ!!』
チャパティさんが勝者であるローグさんの名前をコールしますが、あまりのあっけなさに会場は静まり返っています。
「ふんっ」
ローグさんは倒れているニチヤさんに背を向けて闘技場を後にします。その際一瞬ガジルさんの方を見ましたが、特に何ごともなく歩き去ってしまいました。
「ニチヤ!!」
一夜さんは待機場所から飛び降りると動けなくなっているニチヤさんのもとまで走り、抱き抱えます。
「メェーンぼくない・・・」
「案ずるな。君には私たちがついている」
うっすらと目を開けるニチヤさん。その瞳には待機場所からその様子を見守っている青い天馬の皆さんが映っています。
「君の想いを私たちは決して無駄になどしない。明日、君に勝利という名の香りを捧げよう」
「一夜・・・」
一夜さんはそう言うとニチヤさんを抱いたまま闘技場を後にします。
というか一夜さんはニチヤさんの戦闘力とか全く気にしていなかったのでしょうか?すごく気になるところですね。
「それでは第三試合を始めますカボ」
ひとまず第二試合が終了したのでマトー君がそう宣言します。
『妖精の尻尾Bチーム!!ラクサス・ドレアー!!』
まず登場したのはラクサスさんです。
『vs.大鴉の尻尾アレクセイ!!』
ラクサスさんのお相手は大鴉の尻尾で金色の仮面を被った大柄な人が現れます。
「ラクサスだ!!」
「相手はイワンのギルド・・・」
ナツさんはラクサスさんの登場に胸を踊らせ、エルザさんは少しトーンが低い声でそう言います。
「ラクサス!!がんばってね!!」
「何の心配もいらねぇだろ」
「あのラクサスだよ!」
ミラさん、ガジルさん、カナさんがそう言います。3人ともラクサスさんの勝利を信じて疑ってない
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