ラクサスvs.アレクセイ
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んなやり取りをしていることなどお構いなしにウサギさんにそう言います。
ウサギさんはそれを聞き、ついにウサギの被り物を外しました。
その顔は私たちのような肌色ではなく、黄色っぽい色をしており、髪もオレンジに近い髪色でその顔は一夜さんにそっくりでした。
「「「「「「「「「「えっーーーー!!!?」」」」」」」」」」
『『『うわ〜っ!!』』』
ポカーン
一夜さんにそっくり・・・というより一夜さんがまるでライオンになったかのような顔のウサギさんを見て会場中が驚きに包まれます。
「・・・」
対戦相手のローグさんはウサギさんの中の人の予想外の姿に固まってしまっています。
ライオンのような一夜さんはウサギの着ぐるみを捨て去り、小さな体を皆さんに見せつけます。その姿を見た私たちは以前見たことのあるその姿にさらに驚きます。
「あいつは・・・」
「エクスタリアの・・・」
「ニチヤさん!?でしたっけ?」
ナツさんとグレイさん、そして私がそう言います。あのライオンのような一夜さんは私たちがエドラスに行った時、エクシードたちの国『エクスタリア』の近衛師団の団長を務めていたニチヤさんだったのです。
「危険な香りだぜ」
ニチヤさんはまるで一夜さんのようにポーズを決め、キラキラしながらそう言います。
「「「「「ぶほっ!!」」」」」
ウサギの正体に思わず青い天馬のタクトさんたちも固まってしまいます。
「一夜が・・・2人とか・・・」
エルザさんは一夜さんとニチヤさんを見て気を失いそうになり、後ろにいたルーシィさんがそれを支えます。
「ちょっ!!エルザ!?」
「しっかりしてください!!」
ルーシィさんと私で声をかけますがエルザさんは真っ青のまま意識を失ってしまいます。
「なんであいつが青い天馬に?」
「他のエクシードたちはどうしたんだよ」
ナツさんとグレイさんはニチヤさんがこっちの世界に来た他のエクシードたちとは別行動を取っていることに疑問を持ちます。
「私と私の出会い、それはまさに運命だった・・・」
「ウム・・・あれはある晴れた昼下がり」
待機場所にいる一夜さんと闘技場にいるニチヤさんが出会いについて語ろうとした時、ニチヤさんの対戦相手であるローグさんが・・・
「影竜の・・・咆哮!!」
「メェーン!!」
ニチヤさんに向かってブレスを放ちます。
「何をするか!?」
一夜さんはローグさんの不意打ちに涙を滲ませながらそう叫びます。でも試合開始の銅鑼はなってましたし、一応攻撃はしてもいいんですよ。
「メェーン!!」
ローグさんのブレスを受け吹き飛ばされるニチヤさん。
「一夜さ
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