Another72 飛躍
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特訓を開始してからしばらくして、時に休みを挟みながらも、太一達のパートナーは着々と力を付けていく。
世界を救うために選ばれたデジモン達なのだから、これくらいの力を発揮出来るのは当たり前だろうが。
賢「そろそろだね」
大輔「ああ、“あれ”は完成したか?」
ルカ「勿論です。全員分の進化促進プログラムです」
パソコンの画面に映るそれはデジモンの進化を促す進化促進プログラム。
かつて前世で聖竜学園の生徒に与えられた強化プログラム。
それが太一達に与えられるのだ。
これからディアボロモンとのウォーゲームも控えている。
最低でもアグモンとガブモンが究極体に進化してもらわねば困るのだ。
大輔「それじゃあ、太一さん達のデジヴァイスに進化促進プログラムをインストールするかね」
異空間にて、今日中のノルマを達成した太一達は湖の近くで夕食を摂っていた。
ルカ『皆さん聞こえますか?』
空「その声…ルカ君よね?」
ルカ『はい。皆さん、よく今日まで訓練を耐えてくれましたね。流石に訓練して、はい終わりではあれなので皆さんに素敵なプレゼントを差し上げます。』
全員【プレゼント?】
ルカ『はい、進化促進プログラム、インストール開始』
空から光が降り注ぎ、デジヴァイスに流れ込んでいく。
丈「これは?」
ルカ『これは進化促進プログラムと言って、簡単に言えば一段階上の進化をしやすくするプログラムです。今の太一さん達のレベルなら究極体、完全体まで行けますね。』
太一「本当か!!?」
ルカ『ええ、と言っても進化出来るだけですが』
全員【?】
ルカ『進化したばかりの状態では皆さんは力に振り回されるだけです。僕達がこのタイミングでプログラムを渡したのは、皆さんに新たな進化に慣れてもらうためです。』
まずは新しい力に浮かれる前に使えるように力に慣れろと言いたいのだろう。
太一「まあ、そうだよな。慣らしを終えてないのにいきなり戦えなんて無理だし」
空「仕方ないわよね」
ミミ「パルモンの究極体かあ…リリモンより可愛いのかしら?」
丈「ゴマモンが究極体に…どういうデジモンになるんだろう…」
ルカ『少なくとも唯一の取り柄である泳ぎが出来る個体が望ましいのでは?』
ゴマモン[唯一の取り柄とか言うなああああああ!!!!]
地味に気にしていたことを言い切られたゴマモンが叫んだ。
ズドモンはパワー型だが、パワー型ならメタルグレイモンやらアトラーカブテリモンやらがいるからあまり目立たない。
機動力も高いとは言えないし、し
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