ハイスクールD×D 黒龍伝説 8
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くじに当たったらしいよ。詳しくは知らないけど」
「オーケー、この話はここまで。話を戻すけど、その彼、欠点が無くなったらさぞかしモテるんでしょうね」
「……夏休み前は好意的には見られてもそこまでじゃなかったんだけど、今じゃあそこそこの人数が」
「はいはい、自分で言って落ち込まないの。それでも貴女が今の所トップなんでしょう?」
「押してるって意味ではトップの自信はあるけど、元士郎先輩自信が特別視しているのが二人ほど」
「その二人のスペックは?」
「一人は、生徒会長で漫画に出てくるような風紀委員長みたいな優等生。ただ厳しいだけじゃないし、いろいろと苦労もしてる。胸は小さめで周りに大きいのが多くて若干気にしてる。かなり良い所の出。欠点はおかし作りで、どうやって作ったらあんなのができるんだろうっていう腕前。でも元士郎先輩は普通に食べて変わった味で面白いとか言ってパクパク食べてた。もう一人は会長のお姉さんで、真逆の性格で容姿もかわいい系。実家からは独立してて組織のトップ。むしろ実家よりもすごいことになってる。欠点は軽すぎる性格と魔法少女趣味。だけど元士郎先輩、感性がちょっとずれてるから普通に受け入れちゃってる」
「ダメだ、勝ち目ないわ。欠点が激しいけどそれを受け止めれる相手からすれば欠点にすらなってないわ。それで彼がどう特別視してるのよ」
「わかりやすく例えるなら、会長の場合は忠誠を誓ったような王女と騎士のような主従関係、お姉さんの場合は忠犬?」
「違いが分かりにくいんだけど」
「傍に居て願いを叶えて守るのが当たり前なのと、命令を聞いて達成できたら褒めてもらいたい系?」
「ああ、うん、なんとなく分かった。そっかぁ、一番の敵はお姉さんか。虐待を受けてたからか無意識のうちに母性とかを求めてるみたいね。そっちじゃあ勝ち目はなさそうだから積極的にボディランゲージをやっていってアピールしていくしかないわね」
「なるほど。ありがとう明日菜ちゃん!!私、頑張る!!」
「はいはい、頑張りな」
立ち上がると同時に携帯が鳴る。相手は会長だった。
「はい」
『緊急事態です。今すぐ兵藤くんの家にまで召喚します。匙が大変なんです』
「すぐに行きます!!折り返し連絡します!!明日菜ちゃんゴメン、急用ができたの!!」
「行ってきな。彼からもらった分で会計は済ませとくから」
「ありがとう!!」
すぐに人の目のない場所に移動して会長に連絡して召喚してもらう。召喚された先にはアザゼル先生と生徒会とグレモリー眷属のほとんどが揃っていた。いないのは、元士郎先輩とグレモリー先輩、アルジェント先輩の三人だ。
「会長、何があったんですか?」
どうやらみんな集まっただけで説明を受けていな
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