ハイスクールD×D 黒龍伝説 8
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、捕縛術もダントツでトップクラスの元ちゃんを参にしてるからどうせなら教官とかに出来るように上級まで駆け上がって欲しいところなんだよねぇ。実績を簡単に積んでくれるからある程度は楽なんだけど」
「実績ですか?」
「そうそう、ソーナちゃんの眷属としてじゃなくて私の眷属としてだけど。レーティングを5戦全勝、はぐれの討伐がS級1、AA級3、A級8に、例の身体調整の顧客に多くの上級悪魔を相手にしてる分で評価されてるし、例のあの術式を公開すれば資産も跳ね上がるだろうから上級昇格に必要な条件を満たせるし、勤勉だから領主としても普通にやっていけそうだから。まあ、学園を卒業してからかな?」
「いつの間にそんなことを」
「分身って便利だって。普通に平日に動いてるから。本体は普通に学園に通ってるよ」
「また私に内緒でそんなことを」
「まあ色々と隠したがる傾向があるみたいだからソーナちゃんも定期的に報告を上げさせたほうがいいよ。言えばちゃんと隠しごとなく話してくれるから。まあ、吹聴しないようにって念押しされるけど。赤龍帝ちゃんに言ったらしいんだけど、手札を増やして組み合わせるのが自分の戦闘スタイルだって。その手札を増やす速度がかなり早いよ。以前聞いた分身とか高速治癒とか以外に光の屈折を利用した透明化とか、熱源探知とか、体術もかなり増えてるみたいだから」
「この件が済みましたらそうさせていただきます。さて、話がうやむやになっていましたが、留流子」
「はい」
「何を頼んでいたんですか?ちゃんと話してくれますよね?」
げっ、忘れてなかった。会長以外にも巡先輩と由良先輩がちょっとキツい目で私を見てくる。ええい、ここは開き直る!!ただし全ては言わない。
「元士郎先輩とのデートを隠し撮りしてもらっただけです」
「無知で純粋な元ちゃんにあ〜んしてもらった上に間接キスまで楽しんでたけどね」
ば、ばれてらっしゃる。というか、レヴィアタン様が知ってるってことは、元士郎先輩が知っている?えっ、嘘、気付かれてた!?
「ほぅ、そんなことまでしていましたか」
「あ、あはははは」
このあとゼノヴィア先輩が戻ってくるまで滅茶苦茶喋らされた。
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