109
[8]前話 [2]次話
空に舞う
夏の名残の
蝉の声
想いぞ響く
秋の日溜まり
久しぶりの晴れた空に、夏を思い出させる蝉の鳴き声が聞こえていた。
もう稲刈りさえ本番だという秋の日和…蝉はその想いを響かせている…。
まるで…諦めきれない私のようだと思い、穏やかな日溜まりの中で…そっと笑った…。
焦がれゆく
秋の夕暮れ
物悲し
つのるは沈まぬ
君への想い
焼ける様に真っ赤な秋の夕暮れは、どこか懐かしいような物悲しさに満ちている…。
そんな夕焼けを眺めていると、沈みゆく太陽とは対照的に…彼への想いが強くなってゆき、もっと…悲しくなってしまうのだ…。
彼の元へ…行きたい…。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ