暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンラインーRite and Leftー
1話 出会い、仲間、そして強い”意志”
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
てるの?」
キリトがパンを食べ始めるとそこでアスナがやっと口を開いた、その質問にもちろんと答える
「この町に来てから1日1回は食べてるよ」
「上手いし安いし!沢山買えるから結構助かっているんだぜ!」
「まぁ毎回同じ味は飽きるからちょっと工夫はするけど」
キリトが言うようにほぼ毎日食べている、安価で沢山ストックできるから無くなるまでは経験値稼ぎやアイテム集めなどに集中出来る、するとユウキとキリトがアイテムストレージから小さな瓶を取り出す
「そのパンに使ってみろよ」
ウィーンはユウキだ出したのを共有してパンに塗った、アスナもキリトに促され蓋を叩くと蛍火のような白い光が指先に灯りパンになぞるようにすると黄色い半液体状のようなものが塗られた、これは現実世界でよく見たシュークリームに入っているようなカスタードクリームに似ていた
「うんめぇえ〜、やっぱこれ塗ると頑張れるぜ!」
「っ!?」
「だったら明日の攻略戦は張り切って援護してくれよ」
いきなり後ろで大声がして驚いたアスナは一度振り向いたが自分のパンに視線を戻して齧りついた
(!・・おいしい!)
さっきまでデータできたパンを美味しいと思うのは紛い物だと思っていたけど、今食べているクリームが乗ったパンはさっきまでの思い込みを吹き飛ばすほどのおいしさがあった
気付いたときには思わず手に持っていたパンは食べて無くなっていた
「1個前の村で受けられるクエスト「逆襲の牝牛」の報酬、やるならコツを教えるよ?」
「・・美味しいものを食べるために私はこの町に来たわけじゃない」
「じゃあ何で来たんだ?」
ウィーンはちょっと軽い感じで今のような質問も簡単に聞いてくる
「私が私でいるため」
「・・・!」
アスナは最初の始まりの街で閉じ篭って腐っていくよりは最後まで自分が自分で在り続けようとこの町に来てボス攻略に挑もうとしている
それを聞いたユウキは現実に耐えれずゲームに逃げてきた自分は弱いと思ってしまった、アスナは強いやつだと思った
[8]
前話
[9]
前
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ