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ソードアート・オンラインーRite and Leftー
1話 出会い、仲間、そして強い”意志”
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んだ、一蓮托生だろ?」
「っ!・・・・ありがと2人とも」
2人の言葉を聞いたキリトは表情が軽くなった
「発言良いか?」
坊主頭で褐色の肌大男・エギルはキバオウの元まで行った
「俺の名前はエギルだ。キバオウさん、あんたの言いたいことはつまり元ベータテスターが面倒見なかったからビギナーが沢山死んだ、その責任とって謝罪・賠償をしろ、ということだな?」
「そ・・そうや」
エギルの大きさにやや萎縮したキバオウは威勢を保とうと返す、するとエギルは腰から手帳サイズの1冊の本を取り出した。それはガイドブックと呼ばれるもので効力に関する情報が事細かに載っている
「このガイドブックあんたも貰っただろ?道具やで無料配布しているからな」
「もろたで、それがなんや!?」
「・・配布していたのは元ベータテスター達だ」
エギルのこの一言に会議に来ていたプレイヤーたちが驚いてざわめきだした
「ッッ・・・!」
「いいか、情報は誰にでも手に入れられたんだ、なのに沢山のプレイヤーが死んだ。この失敗を踏まえて俺たちはどうボスに挑むべきなのか、それがこの場で論議されると俺は思っていたんだがな」
エギルが上手いことみんなを納得させてくれたおかげで元ベータテスター達への糾弾はなくなった
「あのエギルってやつに感謝だな」
「・・ああ、そうだな」
嵐が過ぎたことを確認したディアベルは先ほどのガイドブックの最新版が配布されそれには第1層のボスの情報が載っていた
ボスの情報は『イルファング・ザ・コボルドロード』とその取り巻きとして『ルイン・コボルド・センチネル』がいる
ボスの方の武器は斧とバッグラーがありHPゲージがレッドゾーンになると曲刀武器のタルワールに変える、その際に攻撃パターンも変わる、ゲームじゃよくある事だ
ここまでは事前にキリトに聞いていた通りだ
ボス攻略に関することはこれで終わった、次にアイテムは
金
(
コル
)
は自動で均等分配、経験値は倒したパーティに、アイテムは手に入れた人のものとなりこれで攻略会議は終了となった
「さーて忙しくなるな」
「ああそうだな・・?」
キリトが振り向くとアスナは歩き去って行った
時間が経ってどこで今日の夕ご飯を食べようかと歩き回っていると仲間になったアスナが少し離れた路地でユウキ達がよく食べているパンを食べていた
「結構うまいよな、それ」
「っ!」
「なぁ、俺らも座っていいか?」
最初にキリトが、その後にウィーンが声を掛けるが顔の位置を戻しただけで何も答えなかった
それを同意と受け取ったのかキリトは隣に座りその横にユウキ、ウィーンと座った
「本気で美味しいと思っ
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