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ソードアート・オンラインーRite and Leftー
1話 出会い、仲間、そして強い”意志”
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に向かうには6人のパーティを組んでくれと言ってきた
「ぅぇっっ!?」
「6人?」
ベータテスターのキリトなら予測していただろうにまるで初耳だと驚きを露にした
SAOが初めてでまだすべての知識を知らないウィーンは頭に「?」を浮かべた
「何驚いてるんだよ?別に俺たちでも十分じゃないか?」
「そうだな!俺たちの息はピッタリだ!」
「あ、ああ・・そうだったな・・・ん?」
慌てるキリトを諭すように言うと落ち着いて安心したと思ったら今度はウィーンの向こう側にローブを目深に被っているプレイヤーがいる
「あの子がどうかしたのか?」
「あのプレイヤーも入れてもいいか?」
「知り合い?」
「いや、そうじゃないけど・・・」
即席ではあっても数と戦力が増えるなら多いほうがいいとキリトの頼みを承諾し誘うことにした
「1人なら俺たちのパーティに入るか?」
「・・・どうして?」
キリトの誘いに1テンポ遅れて帰ってきた
「どうしてって・・ボスは強い、1人でいても意味がない、サポートしてくれる仲間がいれば戦力も生存率も上がってくる」
「1人でいても寂しいだけだぜ?」
「まぁ今回だけの暫定的でいいよ」
「・・・・・分かったわ」
キリトとウィーンとユウキに言われてそのプレイヤーはウィンドウを操作しパーティ参加の申請を承諾した
『Asuna』
そう表示されたプレイヤー名とHPゲージが左上に追加された
ある程度パーティを組めたようだと判断したディアベルは会議の続きをしようと切り出した、だけどそんな時異議を唱えるものが現れた
茶髪でトゲトゲのヘアースタイルの男・キバオウが突然前に出てきた
「ワイはキバオウってもんや。ボスと戦う前に言わせてもらいたいことがある、こん中にこれまで死んでいった2千人に詫びいれなあかん奴が居るはずや!!」
「・・・っ・・」
キバオウが言おうとしていることはベータテスターは自分たちだけが知っているおいしい経験地稼ぎができる場所、強い武器を手に入れやすいクエスト、隠れクエスト今現在でのレアアイテムなどベータテスターでしか知らない情報の独占が許せないということだ
それを知らずに死んでいった2千人に謝罪をしろ、キバオウはそういうがそれだけで終わらなかった
持っているアイテム、
コル
(
金
)
、武器などの装備品をすべて差し出せというものだった
ユウキは隣に座っているキリトを見ると表情が強張っている、それもそのはず、ウィーンとユウキはキリトがベータテスターだということを知っているからだ
だけど
「なーに緊張してんだよキリト」
「いざとなったら俺とウィーンも名乗るよ、同じパーティな
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