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ソードアート・オンラインーRite and Leftー
1話 出会い、仲間、そして強い”意志”
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ゃないかと少し心配になったが今日は一人がいいだろうと思い瞼を閉じた
翌朝隣の部屋の扉を叩いた
データで構築されている扉や壁は壊す事は絶対にできない、けど家や宿などの扉を叩くと中に居る人に声が届くようになる
逆に部屋で何を叫んでも外に聞こえる事はない
返事をすれば別だけど
「キリトー起きたかー?」
返事はなく代わりに扉がゆっくりと開いた
すこしして目をこすりながら眠たそうにドアを開けたキリトが出てきた
「・・・ぉはよう・・」
宿を出て食事できるところで朝食を摂った、ゲームだというのに味や食感が再現されているのはすごいと思った
ただキリトが言うにはお風呂だけは違うと言ってきた、違和感があってあまりリラックスできるものではないと言う
-----あれから一ヶ月
「おーーいそろそろ集合の時間だぞ」
遠くから叫んで来る槍使いの髪の短い少年--ウィーンは走りながら言ってきた
「ああもうそんな時間か・・ふぁ〜・・眠い・・」
「全くだな・・」
木にもたれながら休憩を取っていた片手直剣使いの少年--ユウキとキリトは立ち上がって仲間のウィーンの方に歩き出した
あの村から行動を共にする事になった2人は何度目かのクエストで赤い髪の少年―ウィーンに出会い仲間にしてくれと言われそれから連携やスイッチなどして今まで以上にLv上げをしていった
因みに"スイッチ"とは仲間が攻撃をした後にできる隙を後方で待機していた仲間がフォローに入って攻撃を引き継ぐことだ
元々キリトとユウキの連携は阿吽の呼吸のようだったが槍を武器とするウィーンの援護で余裕が出来るようになった
着いた場所は第一層トールバーナ
今日はデスゲームが始まってから遂にボス攻略作戦の会議が行われる
デスゲームが始まってから今日までプレイヤーは2000人も死んだ
だが未だに第一層から誰一人突破出来ていない
そしてとうとう攻略が始まる
会議が行われるのは町の中に存在する公園でコロッセオたいに舞台みたいな場所があ一番下で観客席と思われるばしょが段々と上がっている、まるでどこかの「闘技場」のようだと思った
適当な場所に座ったキリト・ユウキ・ウィーン
舞台と思われる中央では髪を青く変更している盾持ちの片手直剣使いの男・ディアベルが会議を始めた、最初にジョークで場の緊張感を解してから次にはディアベルのパーティが第1層迷宮区最上階でボスの部屋を発見したと言った
その瞬間一気にみんなの顔に緊張感が走った
ディアベルはリーダーとして優秀なのかこの場にいるプレイヤーを喚起させてボス攻略を目指している
それに納得した者たちは拍手をした
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