暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンラインーRite and Leftー
0話 希望を手に、そして・・・・
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のか考えていたら昨日のことを思い出した

「そうか、って寝ぼけてるのか?」

「いや、いつも一人だから隣に誰かが居るのに少し戸惑ってな・・オレより和人の方が隈がヒドいぞ?」

「え・・やっぱり?」

「うん、少しでも寝たら?この後時間になったらゲームするんだろ?少しでも寝てゲームに備えたら?」

「う〜ん、それじゃ頼むよ。なかなか起きないようなら多少の事くらいなら大丈夫だから」

「りょーかい」

 和人は体を横に倒し腕を枕代わりにして目を閉じた、少しして静かな寝息が聞こえ始めた
 一方和軌の方は列から離れるわけにもいかないのでその場で準備運動だけ始めた



 時刻は午前9時30分

 列に並んでいた人ももう直ぐ店が開くから広げていた荷物を片付け始めた

「和人ー起きろー・・・・起きないな・・仕方ない」

 そろそろ起こそうと和人に声をかけるが起きる様子もなく多少の事くらいならと本人も言っていたので
 和軌は右手を鼻に、左手を口に持っていきそれぞれ塞ぐようにした


「・・・・・ブハァ!!・・・はぁはぁ・・・和軌、多少のことならいいと言ったが鼻と口を塞ぐのはどうかと思うぞ!?」

 塞いで直ぐに顔色が悪くなっていき直ぐに起きた和人は少し睨みながら和軌の方を見た

「じゃあ頬にビンタがよかったか?Mか?」

「Mじゃねぇよ!ったく・・?何だこれは?」

「何って朝飯の代わり、要らないなら片付けるけど?」

 和軌は携帯食を和人に差し出したがいらなさそうなので片付けようとしたら

「あっ!・・・いや・・その・・ください」

 朝飯と聞いた和人は慌てて手を差し出しその手に携帯食を置いて次に水筒の蓋にお茶を注いで渡した

「ありがとな色々助けてくれて、お詫びと言ってなんだけどゲーム初めてなら教えようか?」

「初めてならって・・和人ってβ版の?」

「あぁ、そうだ、だから操作も何もかも分かってる」

「そりゃ助かるよ、ハードも一緒に買うから分かんないこととかあるし」

 和軌は操作のとか色々和人から教えてもらう約束をしていたら時間は10時を回り遂に店のドアが開放された
 店の中は一気にソードアートのオンラインを買う客で溢れかえり、それを予測してか入店制限がかかっていて人が歩けるスペースが出来るくらいだ
 和軌は財布から予約したときに貰った紙をレジの人に渡して店の中に消えると少しして商品を持ってやってきた
 和軌が予約したのはもちろんSAOだが少し違いナーヴギアと同梱版を予約したのだ
 ソフトだけと違いナーヴギアをバイクのヘルメット位の大きさがあるからナーヴギアも一緒に買う客は店の中に行き取りに行くようだ

「ふぅ〜ここまで人がいると歩きづらいな」

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