1部分:第一章
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。それはそうとクワちゃん」
あらためてクワちゃんに声をかけてきました。
「今日はまたどうしたんだい?」
「どうしたって?」
「随分早いじゃないか」
クワちゃんにこのことを尋ねるのでした。
「いつもはお寝坊さんなのに」
「僕、決めたんです」
クワちゃんはこう鶏のお爺さんに答えました。
「このお家の中を見てみようって」
「へえ、このお家をね」
「このお家ってかなり広いですよね」
今度はこのことをお爺さんに尋ねました。
「とても。広いですよね」
「そうだね。広いね」
お爺さんは少し考える顔をしてからクワちゃんに答えました。
「畑もあれば牧場もあるしね。広いよ」
「畑って?」
「畑にはお野菜があるんだよ」
まずは畑のことをお話するのでした。
「それで牧場には牛さんや豚さん達がいてね」
「牛さんや豚さんってお家の中にいるんじゃないんですか?」
「お昼は違うよ。牧場にいるんだよ」
このこともクワちゃんに教えてあげるのでした。
「そこにね。いるんだよ」
「そうだったんですか」
「そうだね。まず畑に行けばね」
「はい、畑ですか」
「まあ。緑の葉っぱが一杯生えているからすぐにわかるよ」
畑がどんな場所なのかも教えてあげるお爺さんでした。
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