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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第4話『流転』
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を放っていることはご存知ですね。ですから、もう一度その電気信号を流します!」
【-SHOCK-】
雅はショックのアタックライドを再度スキャンし、悟史に電気ショックを流す。悟史の身体はビクンッと跳ね上がり、徐々に脈が安定化し、通常の脈に戻る。
「脳死と共に死滅するなら、一度脳死の信号を送ればいいだけです。」
「なるほど、その手段がありましたか。」
入江は関心する。
「さて、あとは。」
雅は悟史の機材を外し、病室を出て、詩音達とワープで外に脱出した。
「皆さんとはここでお別れです。僕は、梨花達の救助に向かいます。」
雅は、再びワープのアタックライドを使い、部活メンバーのいる岡まで行く。
鷹野は、次々に消えて行く部下を見て怯えながらも登って行く。途中、意識を取り戻した小此木が鷹野の所に向かう。
「三佐、うちらの部隊は壊滅。東京の連中ももはや三佐の研究は妄想としか思っていやせん。もう諦めましょう。」
「そんなことは出来ないわ。」
「そうですか。」
小此木は拳銃を一丁、鷹野に渡す。
「言っときますが、そいつは自決用ですんで、野暮なことは考えないで下さい。」
小此木は呆れながら鷹野の下から去り、
「俺も、見納めか。」
大人しく投降した。それでも鷹野は諦めず、喉元をかきむしりながら部活メンバーの所にたどり着く。
「見つけたわ。これで、私たちの、おじいちゃん、研究が完成するわ!」
鷹野は小此木が渡した拳銃を向ける。しかし、その焦点は定まらずにいた。それを見て、
「さあ撃て、人の子よ!その押し付けずにはいられない罪を放て!」
羽入は勇気を張って鷹野にその言葉を放つ。
「解った─解ったわ。死ね!?」
鷹野はその言葉を聞き、羽入に照準を定め、拳銃に残った最後の一発を放つが、羽入に当たることなく、弾は木に当たる。鷹野は愕然とし、鷹野は取り押さえられ、この事件は解決した。
雅は、この世界を救ったため、新しい世界へ行くことをみんなに伝える。
「そうかぁ、おじさんは残念だな。雅先生と会えなくなるなんて。」
「魅音、俺だってつらいぜ。でも、それでも笑顔でお別れをするのが、仲間ってもんだろ?」
「圭一さんにしては見事なことを言いましたですわね。」
みんなが別れを惜しむ中、
「雅、ディロードライバーを貸して欲しいのです。」
羽入は雅にそう言った。
「悪いが、僕以外が触れた途端に大爆発を起こし半径200mの生物を全滅させる。直接渡すのは無理だから地面に置くぞ。」
雅は、ディロードライバーを地面に置く。羽入は自身の持つオヤシロさまの力を用いて、劣化コピーのように、ディロードライバーを復元する。
「これがあれば、何時でも雅と話せます。」
「ありがとう羽入。それじゃ、僕を待っている世界はまだあるから、行ってきます!」
【ATTAC
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