第1章:修正の始まり
閑話1「プロローグ〜Another〜」
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一人は蹴りの勢いを利用してさらに回し蹴りをして吹き飛ばす。上手い事頭に命中させたからこっちも気絶させれたはず。
「......。」
音を立てないように扉を開け、中に入る。
「....ISありか....。」
進んでいくと、男だけでなくISを持った女性もいた。
「(...俺もISを持っているとはいえ、プロトタイプのままでは勝てないかもしれん。なら、展開する前に一瞬で気絶させるか。)」
身体能力を生かして、音もなくISを持っている女性に接近する。
「.....うぐっ!?」
「....これでよし、と。」
研究所でなぜか覚える機会があったCQCで気絶させる。
「他の奴は....気づいてないな。」
それなら好都合だと、他の奴も同じように気絶させていった。もちろん、何度か気付かれたけど一瞬で沈めれば事なきを得た。
「どこだ....?」
建物の中を探し続ける。途中に出会った奴らは片っ端から片づけて行った。もうすぐ最深部に着くな。
「ここで最後か...。」
扉が施錠されているな。蹴破るか。
―――ガァン!
「な、なんだ!?」
「(ビンゴ!やっぱりここか!)」
中から声が聞こえてくる。今度はもっと力を込めて蹴る。
―――ガァン!ガァン!ゴガシャァン!!
「ここ!?」
扉を蹴破り、中に飛び込む。中には二人の銃を持った男と、手足を縛られた青年がいた。
「だ、誰だ!?」
「...っ!?篠ノ之...束...!?」
「...束...さん....?」
「君は...君が....。」
貰った知識にある特徴と一致する。...間違いない。彼が織斑秋十君だな。
...それと、やっぱり全員俺が束だと勘違いしているな。
「...残念ながら、俺は篠ノ之束じゃない。」
「なに!?」
「え......。」
否定の言葉を出すと、全員が動揺する。...好都合。ついでに気絶させてもらおう。
「くっ....!」
「遅い!」
「がぁっ!?」
一人の男が俺に銃を向けるが、それよりも早く俺は懐に潜り込み、銃を真上に弾き飛ばしてその勢いで背負い投げを決める。
「なっ!?」
「はい、動くなよ?」
その早業に驚いたもう一人にすかさず弾いた銃をキャッチして向ける。もちろん既に撃鉄は起こしてあるからいつでも撃てる。
「とりあえず、気絶してもらう。」
「うっ....。」
一気に近づいて気絶させる。背負い投げで蹲ってる方ももちろん気絶させる。
「...あなたは....?」
「俺...
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