変態は天災は紙一重
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「わ〜はっはっは!引っ掛かったね、いっくん!」
「た、束さん………お久しぶりです………」
「どう?びっくりした?びっくりした!?」
「心臓止まるかと思いましたよ!!」
「大丈夫、もし止まってもバッチリ蘇生して上げるから!ってあれ?お〜いこっく〜ん、出ておいで〜♪」
………………し、死ぬかと思った……いきなり急降下してロケット型ラボを地面に突き刺さらせるとか頭可笑しいだろ……。
「ガハッ……ったく機材の下敷きになってたんですよ………」
「だから束さんの胸の中に居れば安全って言ったのに〜」
「いや言ってねぇだろ!?あのまま飛び込んでたら俺アンタに捕食されてたぞ!?」
「いや〜そんな事しないよ〜たぶん」
「たぶんって言ったよ!たぶんってしかも結構でかい声で言いやがったよこの天災!!」
いたたたた………高度がある程度低くて助かったなぁ………もう少し高かったらたぶん俺何かしらの負傷してたぞ。まあこの人の滅茶苦茶な行動にも慣れてきてこんな風に直ぐに文句言えるようになってるんだけどな。慣れていいのやら悲しいやら………にしてももう臨海学校の時にまで来ちまったか。あっ俺の荷物ってどうなってんの?一応千冬さんには参加しますって連絡入れてあるけど。
「あっこっくんの荷物だったら此処にあるよ。着替えとかは前もってくーちゃんに纏めてもらってちーちゃんに渡してあるよ、水着はこれね」
「あっそれはどうも……へんな事、してませんよね?」
「し、してないよ!!したら凄い怒るじゃんこっくん!!それじゃあ私は箒ちゃんを探すから!いってきま〜す!!」
いってらっしゃ〜いっとそっと思っておこう、本心は早く行けよだけどさ。にしても海か、如何過ごそうか。
「い、一夏さん。今の方は一体?」
「束さん、箒の姉さんだ」
「と、という事はあの方が衛宮さんが助手をなさっているISの開発者で現在行方不明の!?」
「そ、その篠ノ之 束さん。俺の主マスターだな、さて着替えに行きますかいっちー?」
「おう!っというか心は何をしてたんだ?」
「束さんの手伝い」
これに尽きるから困る。いやガチでこれだけだからね?途中から色々と暴走して開発にも手を染めてただけどね。んで更衣室に到着、女子の更衣室の前を通り過ぎたときに色々な会話が聞こえてきたけど煩悩退散でアーキコエナーイっと良し。
「心って上着みたいな水着着るよな?」
「ん、まあな。落ち着くんだよ、こういうジャケットタイプの水着を上から羽織ると」
「泳ぐときは邪魔にならないのか?っというか脱げない?」
「メイドイン束さんだ」
「ああ、大丈夫だなそれなら」
なんという説得力、流石束さん!!転生前、俺アトピーだったから肌を晒す事に抵抗あるんだよなぁ、プールもウエットスーツの上だけみたいなの着
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