暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
101 はじめての会議
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らせていると、10時になった。

(来たかディアベ──)

――「はーい、傾注傾注〜」

(っ!? ティーチ君っ!?)

定時になり──いざ、ディアベルの髪の青さでも確認してやろう≠ニ、このコロシアム(?)が広場の中心のステージに目を遣れば、そこに居たのは水色ワカメ≠ナななく、赤茶髪の少年>氛气eィーチ君だった。

……ディアベルとは所謂(いわゆる)原作キャラ≠ナ、第1層のボスのラストアタックボーナスを狙おうとして返り討ちに遭った、憐れなβテスターである。彼の死に際の一言が、我が身可愛さ≠ネプレイをしていたキリトの心を動かすの事になったりと、割りと重要なキャラクターである。

……そんなディアベルだが、βテスト時代の経験有ってか、ボス戦では指揮官として八面六臂の活躍を見せるのだが…

(原作ブレイクじゃん…)

そう頭を抱えたくなったボクは悪くない。……二次創作なども好きなボクは、俗に云われている原作厨≠ナは無いが、この展開は──ディアベル以外≠ェ第1層の会議を先導する展開は見たことがなかったのだ。

……そんなボクの懊悩(おうのう)に気付かずにティーチ君は続ける。

「俺はティーチ。……綴りは教師≠フティーチ≠セが、先生≠ネんて呼んだ日には、明日の朝日を拝ませない様にしてやるので、そこんところは気を付ける様に」

――「はーい、先生〜!」

――「くはっ、やめろ…ふふふ…」

「……良いか? 攻略勤しんでいる皆に召集を掛けたのは他でも無い。皆に重要な発表が有ったので集まってもらった。……というのも──もう情報が回ってるかもしれないが、俺達のパーティーがボス部屋の扉を発見した」

――「「……っ!」」

ティーチ君のジョークに広場が沸き上がる。ティーチ君は、つかみは上々か≠ニでも言いたげに頷くと、頃合いを見て本題を切り出した。……ティーチ君の真面目な声音に、広場の皆──先ほどふざけていた2人ですら押し黙っていた。

「さて、そこで対フロアボス≠フ詳しい話を詰めていきたいと思って…」

――「ちょぉ、待ってんか…!?」

ティーチ君が対ボスの詳しい話に移ろうとした時、謎トンガリヘアーの闖入(ちんにゅう)者──皆のサボテン∞【SAO】のなんでや≠ウん≠アと、キバオウが発起した。

SIDE END

SIDE OTHER

「さて、そこで対フロアボス≠フ詳しい決議を…」

――「ちょぉ、待ってんか…!?」

「………」

ディアベル以外の第1層ボス攻略会議の先導──イレギュラーに頭を抱えたくなったのは、何もユーノだけでは無かった。……キバオウの登場に大した驚きを見せず、口を[へ]の字で閉口させてい
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