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異世界にて

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「っ!!!!!」
相手が横に凪いだ剣を僕は跳躍魔法を自分に掛けると思い切り跳んで避けたが着ているローブが少し切れてしまった(高さは大体、20メートル)
「これでいいんでしょ?右のスマフォさん」
僕は右手のスマフォ(is○i)に話しかける
『ああ、問題ない。それと俺の名前はロイドって言っただろ』
すると右手のスマフォから18歳ぐらいの男の声で返事が返ってきた
『じゃあ次は』
「いやいや、だんだんと僕が落ちてるんだけどどうすればいいの?」
少し慌てた感じで聞く
右手のスマフォからはぁ、とため息が聞こえ
『俺で土魔法、左手の方で風魔法選択してから浮いてる土の上に立っている自分を想像しろ』
それを聞いた左手のスマフォ(iP○one)が抗議をするように
『むっ、私は左手の方じゃありません。私にもしっかりアイっていう名前があるんです』
こちらは右手のスマフォよりかは少し若い位の女の声で言った
二人(二個?)の喧嘩に挟まれた僕はそろそろ危ないのでそれぞれのスマフォの画面をスクロール&タップすると言われた通りに想像した
想像してから一秒と経たないうちに僕の下に光の粒子が集まり、魔方陣を形作りだんだんと僕の想像通りにモノが出来てきた
がしかし
いきなり魔方陣が炭酸のような音を立てて消え去った
「え?」
この時僕の思考は停止していまった
魔方陣が消えた事により出来てきていたモノが氷河が崩れるように崩れていった
「こりゃあ魔力切れだな」
僕はロイドがぼそっと言った言葉を耳で聞いた
僕は為す術もなく体とともに意識も落ちていく
落ちる
落ちる
堕ちる
落ちる
……
意識よりも体の方が先に落ちた
その時はもう相手は僕を殺さんと剣を振り上げていた
「(これまでか……)」
目をつむり、剣が下りて来るのを待った
………………
……………………
ジャキン
…………
ドシュ
ボタボタ
ドサッ
「(あれ?)」
確かに切る音がしたのに自分に違和感がない事を不思議に思いながら、おそるおそる目を開けた
すると
相手がいた場所(そこ)には 白銀(プラチナ)の髪の女の子が僕に背を向けて立っていた
血濡れた剣を持って

その女の子防具の背中に刺繍されてあるマークと自分の着ているローブに書いてあるマークが同じ……つまり仲間である
「っ……!」
助かったと分かった瞬間、いきなりめまいが起こり、なんとか保っていた意識が落ちた
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