3部分:第三章
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おかげで今日は仕事する必要がなくなったよ」
「そうなんですか」
「それはどうも」
「だから今日はこれで店仕舞いだね」
こう言うとそのまま屋台を引きだしました。
「これでな。また明日」
「はい、明日」
「宜しく御願いします」
この場はこれで終わりました。しかしそれが終わってから市長さんと皆は。物陰に隠れて屋台を引いていくおじさんの後姿を見て言い合うのでした。
「じゃあ市長さん」
「これからですよね」
「うん、そうだよ」
物陰から子供達と一緒におじさんの屋台を見ながら答えます。
「これから追跡していこう」
「何か凄くなってきたね」
「そうだね」
子供達のうち数人がここで頷きます。
「刑事ドラマみたいだよ」
「相棒とかだよね」
「いや、少年探偵団かな」
市長さんはここで子供達に対して言いました。
「そういう感じかな」
「少年探偵団?」
「何それ」
「知らない」
けれど子供達はそう言われても首を捻るばかりでした。
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