2人の姉妹
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」
「ありがとう。」
「さっきルイさんも来て、サラのところにいるのよ、今日は人数が増えて珍しく賑やかだわ。」
「そうなんだ。後で挨拶に行くわね。結婚式の相談かしら?」
「きっとね。もうすぐだもんね。あたしも楽しみ!」
「そういえば…賑やかと聞いて思い出したわ。」
「うん?」
「さっき、店の前でロビン君を見かけたわ。店内を気にしているみたいだったけど。」
「ええ!?あいつまた来てるの?…あたしもう我慢できない。注意してくる!」
あたしは勢いよく玄関のドアを開けて走り出した。
ロビンはお店の周りにある塀に背中を預けて立っていた。
「ちょっと!何しにきたの!?」
「何って…大学の帰りに通りかかっただけだけど?まぁ、ついでにお前がドジを踏まないか観察もしてたけどな。」
「あたしがいつドジするってワケ!?とにかくここには近寄らないで!」
「冷たいヤツだな。小さい頃はよく遊んでたじゃねぇか。」
「あんたがあたしをからかってくるまではね!とにかく迷惑なの!そっちだってニールさんに、あたしたちと仲良くしないように言われてるんじゃないの!?」
「!……ああ、そうだな!」
ロビンは溜息をついたようにそのまま屋敷の方に帰っていった。
何だろう?あの違和感のある態度。
でもとにかく、帰ってくれて良かった…!
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