暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
後日談1 ゆりかご事件の裏で………3
[9/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ームは終わりだ」
「私達の勝ちです」
ゼストにうつ伏せに抑えられ、セッテのブーメランブレードがハサミのように01の首を固定した。
「2人共無事だったのね!!」
「アリサこそとんでもないことになっているが……大丈夫なのか?」
「ええ。私、炎の魔剣フランベルジュも使い手になったんです」
「炎の魔剣!?」
「何それ!?」
2人が驚きに戸惑っていると更に通信が入って来た。
『こちらシャイデ、現在爆弾5つの場所を特定。現在3つは回収済み。残り後少しよ』
「了解した、最後まで気を抜くな」
通信を切り、再び01を見た。
「もう間もなく爆弾は全て回収されるだろう。お前の企みは完全の終わった」
「もう降参して」
アリサもそう降参を求めるが01の反応は無い。
「何で何も言わないの?」
「01………」
そんな01にコウが声を掛けた。
「もうやめよう01、俺は大切なたった1人の姉を失いたくない………」
「そう、たった1人の私の家族………私は02が居れば他は何もいらないの……あなただけでいいの、あなただけ………」
「確かに家族は1人だったのかもしれない。だけど手を伸ばせば……一歩踏み出す勇気があればいくらでも変えられたんだ。様々な繋がりが広がっていくんだよ」
「繋がりは02だけで良い!!他は何も要らないのよ!!」
そう言って01はポケットの中にあったボタンを押す。
「もう良いわ、02が居ないなら世界なんて全て滅んでしまえばいいのよ。それにどちらにしてもクレインがゆりかごを起動させた以上、あの兵器を使うだろうし、どの道、生き残る可能性なんて無いわ」
そう言うと01が光り輝いた。
「ベヒモス、起動………」
そして01の体がゆっくりと点滅を始めた。
「あははは!!もう終わりよこの世界は!!」
点滅はゆっくりと早くなっていく。
「くっ……セッテ、離れるぞ!!」
「はっ、はい!!」
01の変化に戸惑いつつもゼスト達は一旦離れる。
「どうするの?」
「シャイデに爆弾処理を……」
「無駄よ。私の身体自体がベヒモスなの。人体を傷つけないように爆弾を停止なんて出来る?」
そう言うと誰も何も言えなかった。
「まだ3分は時間があるわよ?別世界に逃げても構わないわ。私は追わないから」
「そんな………」
がっくりと膝をつくアリサ。
「お父さん、お母さん、すずか………」
悔しさを噛み締めながらアリサはが呟く。フランベルジュ手から離れ、ヴォーバルソードっと一緒にコウの視界に映った。
「フランベルジュ……?ヴォーバルソード……?重ねる!?」
そこでコウの頭の中にあった零治の記憶の中にとあるゲームの記憶があった。
「アリサ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ