マブラヴ
1087話
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な。
他の世界に転移する時は俺が向かうという事もあり、そういう人物が代表だというのは色々と不味いと思うんだが。
『ふふっ、心配してくれてありがとう。けど、大丈夫よ。それよりもこっちでもそろそろ向こうから来る筈でしょうし……ああ、ほら』
レモンの呟きと共に、こちらに向かってくる戦術機、F-15Eを4機確認する。
にしても、F-15Eは随分と多いな。
こっちのコーネリアが倒した部隊の中にもF-18Eがそれなりの数がいるし、最新鋭機って割にはかなり作られている印象だ。
『アクセル、向こうからの挨拶はこっちで受けるが構わないな?』
「ああ、そうしてくれると助かる。堅苦しいのは嫌いだし」
この場にニーズヘッグがいる以上、向こうとしてもこっちに挨拶はしたいだろう。だが将官ならともかく、一兵士相手に俺が挨拶に出て行くと色々と舐められるのも事実。
その辺を以前エザリアに言われた事もあるし。
コーネリアの言葉は、それを慮ってのものだろう。
最初に来たF-15Eの後に続くように、後続の戦術機や指揮車といったものがやってくる。
進軍速度は、アメリカ軍だけあって大したものだ。
それから30分と掛からずに全ての部隊が到着し、捕虜とした軍人達を捕縛しては後方へと護送していく。
ある程度の地位がある人物なのだろう。将官と思われる人物が暴れてはいたが、軍人達は全く躊躇せずに引っ立てる。
余程ビルから厳しい命令が下っているんだろう。
そんな風に思いつつ、俺達はオルタネイティヴ5派やG弾信者といった者達が喚くのを眺めていた。
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