Another70 影
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賢達が制作した即席訓練装置に全員の視線が集中する。
ルカ「これより皆さんにはダークマスターズとの決戦に向けて半年間の特訓をします。スバル!!」
スバル「うん、ポチッとな」
ポチッ
スバルがボタンを押すと大輔とアインスを除いた太一達全員が穴に落ちた。
全員【わああああああああ!!!!?】
太一達の悲鳴が響き渡るが、大輔達は真剣な表情で落ちていく太一達を案じた。
大輔「…頑張って下さい」
賢「大輔、僕はあれの制作を急ぐよ。僕達が彼らの冒険に介入しすぎたせいで、アグモンとガブモンは究極体になれず、テイルモンは完全体になれていない。パタモンに至っては転生パワーアップすら出来ていない。そんな状態ではいつになったら究極体に覚醒するのか分からないよ。彼らの底力を疑うわけではないけれど……」
実際自分達はアポカリモン戦後の天使の軍勢との戦いの前に究極体に覚醒出来た。
アポカリモンの暗黒エネルギーを進化の聖なるエネルギーに変換したからと言われればそれまでだが。
少なくてもこれは自分達が介入してしまったことで手に入れることが出来なかった力のお詫びだ。
太一「ここはどこだ…?」
ファイル島を思い起こさせる空間に太一はいた。
空「太一!!」
声に反応して振り返ると空とピヨモンの姿もある。
ヤマト達も見覚えのある場所だと感じたのだろう。
全員があの路線電車のある湖に来ていた。
ルカ『皆さん、聞こえますか?』
ヤマト「この声は……」
丈「確か……ルカ…君だっけ?」
理知的な雰囲気を感じさせる礼儀正しい少年。
しかしこの手のタイプにありがちな融通が効かないタイプではないために太一達も好感が持てる少年。
ルカ『皆さんにはこれから影と戦っていただきます』
全員【影?】
疑問符を浮かべるが、すぐさま答えは出た。
目の前に現れたから。
アグモン、ガブモン、ピエモン、テントモン、パルモン、ゴマモン、パタモン、テイルモンの影。
光子郎「ルカ君…もしかして、これが影…ですか?」
ルカ『流石です光子郎さん。よく気づかれました。これはあなた方のパートナーデジモンのデータを参考にした。仮想エネミーです。今のあなた方と互角の戦闘力を持っています。あなた方が強くなるのと同時に影も強くなります。つまりずっとほぼ互角の相手と戦えるということになります。他の影との戦闘も可能ですよ』
太一「なるほど、戦い続けて強くなれってことか」
ルカ『勿論休憩時間も挟みますよ〜。ではLet's startです!! 』
影達がアグモン達に襲
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