私の幼少期って…
[8]前話 前書き
「やったな、京子!遂に生まれたぞ。」
「えぇやっと生まれてきてくれました。」
誰かの声がする。これはお母さんとお父さんの声かな?
「おかあさーん、ぼくにもみせてー」
「浩一郎、これが貴方の妹ですよ。」
誰だろう?この声は。ぼくと言っているからには兄だろうか。
「おかあさん、この子なまえはなんていうの?」
「そうだな…明日奈なんてどうだろう。」
「そうですね。この子の名前は明日奈にしましょう。」
「よろしくね、あすな。」
私の新しい名前は明日奈か…ってアスナ!!明日奈ってあのヒロインの明日奈だよね!なにかのキャラに転生するとは言っていたけどまさかそんなすごいキャラになるなんて…これから大変だな…
それからは私は「結城明日奈」として、第二の人生を歩んだ。勉強は常にトップだったけど、誰にも褒められる事はなかった。だけど、遊びとして、ゲームをしていた。お兄ちゃんがゲームが好きだったから、お父さんの会社のゲームを沢山遊んだ。
だけどお母さんとお父さんに会う事がどんどん少なくなっていき、お兄ちゃんも仕事で家を出ていって、私の生活はあっという間に楽しくなくなった。今では、家と学校を往復するだけの毎日。昔あんなにやっていたゲームもやらなくなり、今や親よりも家政婦さんに会う方が多くなった。
そんな時、お兄ちゃんからメールがきた。内容は「新しいゲームで、ソードアートオンラインっていうゲームがあるんだが、やってみないか。」というものだった。
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