暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜
第3章 リーザス陥落
第45話 カスタム防衛戦
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だけど、ランの言うとおり、傍にいるのは間違いないと思うわ。多分、ヘルマンの司令部。ラジールにその魔法使いがいるはずよ」
「ああ……、敵の心配もなく集中出来るのは、味方陣営内。妥当な線だな」
「ふむふむ……、ならば話は簡単ではないか、そいつを潰せば、敵の半分以上が減る上に、こちら側になるのだろう?」
「ま、そう簡単なものでもないんだ」

ランスの言葉にミリが答える。

「敵の部隊には、モンスターも従えているんだ。人間がモンスターを従えているなんて、魔物使いがいる可能性も高い」

 ミリのその言葉にかなみは、苦い顔をした。何故なら……魔物使いよりも性質が悪い者がいるのだから。

「そうだった。説明、してなかったな。……落ち着いて聞いてくれ」

 ユーリは、その事を思い出し、伝える事にした。
 戦い続けていれば、いつかは判る事だから。
 
 今回の相手、その背後には、ヘルマン軍の背後には 凶悪な魔が背後に迫っていると言う事を。






















〜人物紹介〜


□ マリア・カスタード(3)

Lv18/35
技能 新兵器匠Lv2 魔法Lv1

元カスタムの四魔女の1人。
現在は、侵攻を繰り返してくるヘルマン国相手に、防衛戦を続けている。その的確な采配や、指示で多大な成果を上げた事から、カスタム守備隊、総司令官を勤めている。
彼女最大の武器であるチューリップ1号も着々と生産をしているが、今回の戦闘で出せた数は決して多くはないが、チューリップ部隊も重要な戦力として機能し、総司令官兼チューリップ隊部隊長も勤めている。


□ 魔想志津香(3)

Lv26/56
技能 魔法Lv2 格闘Lv???

元カスタム四魔女のリーダー。
そして現在ではカスタム防衛軍の魔法部隊、部隊長を勤めている。
元々、魔法の技能はカスタム最強であり、指輪事件で失われた魔力も少ない為、火力としてはチューリップ隊を凌ぐ程の攻撃力を発揮している。
……が、短気なところは相変わらずであり、そこを付かれてしまった。
だが、間一髪のところでユーリに救われる。
……この時、ユーリの事がどう見えたのか?それは志津香だけの秘密である。


□ エレノア・ラン(3)

Lv20/30
技能 剣戦闘Lv1 魔法Lv1

元カスタムの四魔女の1人。
そして現在は優秀な頭脳を駆使した副司令官を勤めている。
魔法の力は指輪に奪われてしまった為、威力は微々たるモノだが、 普段の業務の合間に剣の鍛錬はトマトと共に続けており、町唯一の魔法剣士として活躍をしている。
その戦闘力から、副司令官を兼任し、且つ200人を超える実戦部隊の部隊長をも勤めている。


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