第3章 リーザス陥落
第45話 カスタム防衛戦
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部隊を相手にするのは無理なのだ。つまり、このパットンへの報告はカスタムを更に窮地に追い込む結果になったのだ。
もう、残された時間は少ない。
〜リーザス城 地下牢〜
そこでは、未だに拷問が続いていた。
さっきまでは、リアとマリスは同牢で拷問をされていたのだが、今はいるのはマリスとサヤだった。
「ふふ……、マリスさんはとっても綺麗な身体をしているわね。痛めつけるのはリア女王だけにしとこうかと思ったけど……、こうも綺麗だと唆るわ」
その言葉による陰湿極まりない拷問が更に続いていた。
「……っ………」
裸に剥かれてしまい、羞恥も感じながらも決して心は折れずに 凛としているマリス。そのマリスを見たサヤは舌なめずりをした。
「全く強情ね。貴女も、でもそろそろ教えてくれても良いんじゃないの? ……リーザス王家に伝わる《聖武具》を渡した英雄と言うのは誰のことなのかしら?」
「……し、知りません」
「ふぅん。……全く。仕方ないわね。マリスさんが喋りたくなるように、お友達を呼んであげるわ」
サヤがさっと後ろに指で合図を送ると、暗闇の中に4人の巨漢が現れた。ヘルマン兵であり、その国柄の大柄な男達。その股間にぶら下げている一物も、先ほどまで拷問で使われた道具の比じゃない。
「さぁ、マリスさんのボーイフレンドの登場よ。彼らにはず〜〜っと禁欲させてたし、女にも合わせてない。女とSEXする事しか、考えてないはずよ? 謂わば獣の様なものね」
「………」
マリスは、眉一つ動かさなかった。その反応は流石にサヤの眉を動かすには十分であった。
「まだ、黙っているつもりなのね……。ふふ、もう知らないわよ? 強力な精力剤も使ってるし、最早無限の性欲。私がヤレと命じれば、一晩中……、いや、もっともっと犯り続けているわよ。彼らは、あなたの穴という穴に欲望の液を幾らでも注ぎ続けて……、ふふ 子供が宿っちゃうかもね?ドロドロなこの場所が貴女の出産場所になっちゃうわね」
サヤは、マリスの下腹部を比較的優しく……撫でた。それが呼ぶのは不快感のみだった。
「好きにすればいいわ……」
だが、マリスはブレる事はなかった。それが合図。
「犯りなさい」
サヤが号令をかけた殆ど同時に目をギラつかせた男達が我さきにとマリスに飛びかかっていった。
「っ〜〜!!!」
叫びをあげるまもなく、口もその巨根に塞がれてしまい声を上げる事も出来ない。股が裂けてしまう衝撃と痛みでも、声を上げる事すら出来ない。
狂乱の宴がマリスを襲っていた。
ただ……心だけはおらずにマリスはいた。必ず、助けが来る事を願い続けて……。
「(かな……み………、ラン……ス……様……、 ユ
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