暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第26話 ストーカー大作戦
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人は気づいていないと思うから大丈夫だよ」

…………そんなんでいいのか?執務官。
俺的には大助かりだけど………

「直ぐに結界を使って被害も少なくすんだから。でもミッドに来て同じことやったら今度は強制だよ」
「分かってるよ、俺も目立ちたくないしな」

ごめん、ブラックサレナでもう使ってる。

「でも、私たちは管理局をやめないよ。この力で目の前の人を助けたいから………」

なのはが俺に決意を表明するように言う。

「お前たちを否定するつもりはないさ。俺はこの家族が一番大事なだけだ。それにしても立派だよ3人とも。だけどなのは、無理はするなよ。お前が大怪我したことは知ってるんだからな」

「うん………ありがとう」

「あ、それと赤いロボットみたいなのについては?」

「いや、分からない。俺達を助けたら消えたから………」
「そう………」

悪いなフェイト、これも教えるわけにはいかないんだ。
加奈には気づかなくて良かった………

「で、この3人がここにいる事を説明して欲しいんやけど…………」

はやてがおずおずと俺に質問してきた。

「分かったよそれじゃあ初めて会った時の話だな………」

俺は話し始めた……………





「そんなことがあったんだ………」

俺の話を静かに聞く5人。

「でもどうやったの?」
「それは……………禁則事項です」

可愛く言ってみたけど、みんなの冷めた目がキツイです………

「いい加減教えてもらえないんですか?」

星が俺に聞いてくる。

「どうせ二度と使えないんだし聞いても仕方ないだろ」

「ですが…………」

悪いな、これは教えるわけにはいかないんだよ。

「取り敢えずここでお開きだ。もう時間も遅いし、みんな送ってくから帰れ」

「えっ!?送ってくれるの?」

アリサが驚いた顔で言う。

「こんな遅くに一人で歩かせるわけにはいかないだろ。早く行こうぜ」

俺は5人を急かす。

「高町なのは」

「何?えっと…………」

「星です、有栖星。ゆっくり話したいのでまた来てください」

少し硬いが、星がなのはを誘う。

「うん、ありがとう!!また来るね!!」

なのはも嬉しかったのか笑顔でそう答える。

「僕は有栖ライ。みんなまたね!!」
「我は有栖夜美。これからよろしく頼む」

二人もそれぞれみんなに自己紹介をする。

意外と険悪な雰囲気にならなかったな………
もっと雰囲気が悪くなると思ってたんだが。

「うん、私たちも少し心残りだったんだ………」

俺がさっき思ったことをなのはに聞いてみた。

なのはが思い出すように呟く。

「あの時は戦うしかなかったから
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