第26話 ストーカー大作戦
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んだ」
「アボカド?」
「うん、サラダに入れるととっても美味しいの」
なのはとすずかはアボカドについて話している。
「ちょ!?キャベツ一玉50円!?大根一本50円!?アホちゃうんか、安すぎやろ!!」
「そんなにすごいの?」
「ここのスーパーは主婦達のメシアや!!これは買うっきゃないわ!!今日はお好み焼きにしとこ。ヴィータ喜ぶやろな」
近くからかごを持ってきてキャベツをかごに2玉入れる。
「零治君、本当にいい主夫になれるわ………っとキュウリ入れ放題百円!?アリサちゃん、手伝ってや!!」
「は、はやて!?………もう!!」
文句をいいながらも主婦化したはやてを手伝うアリサ。
もはや真面目に尾行しているのはフェイトしかいなかった。
「お母さん、あのお姉さん何してるの?」
「シッ、見てはいけません」
「………もうやめようかな」
その時フェイトは心が折れそうになっていた。
「買ったな………」
時刻は夕方18時半。
買い物にかなり時間がかかってしまった。
「ああ、菓子類やアイスなど余計な物もあるがな」
アイスと菓子類の入った袋を持ちながら帰る夜美に皮肉を込めながら言った。
「いいではないか、手伝いの報酬だ」
「そう思うなら荷物をもっと持ってほしいぜ」
俺の両手には4つの袋がある。
カバンは夜美に持ってもらっているが、学校の荷物がいつも机とロッカーにある俺のカバンは空気ぐらいしか入っていない。
故に夜美はとても楽をしているのである。
「女の子に重い荷物を持たせるのか?」
「………分かりました。俺が持ちますよ」
「それでいい」
笑顔で俺に言う夜美。
まぁたまにはいいか。
その笑顔を見て、自然とそう思えた。
そしてしばらく雑談しながら帰って、我が家があるマンションについた時だった。
「何で私と同じマンション!?」
フェイトの声が聞こえたのは。
「いやぁいい買い物やったわ」
一人ご満悦のはやて。
結局他にも色々買ってしまい、両手はスーパーの袋を持っている。
学校のバックはすずかに持ってもらっている。
「そんなに買わなくても………」
「なに言ってるんやなのはちゃん、これでも我慢したほうやで。本当は米とかも買いたかったんやけど………」
「流石にそれは止めて正解ね」
はやての返事に驚きながらもアリサは言った。
「フェイトちゃん、どうしたの?」
「この辺り私の家に近いなって………」
フェイトに言われ周りを確認する4人。
「本当だ。ほらフェイトちゃんのマンションが見える」
「あっ、ホンマや。意外と近いんやな」
はやての言葉に「
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