暁 〜小説投稿サイト〜
いろんな世界に転生して転生者を捕まえる簡単な任務です
とある魔術の禁書目録
プロローグ
[5/9]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話


 ベルトラが念話を使い、俺に話しかけてきた
 というかやっと任務の詳細を教えてくれるのか

 ベッドの上に座り、ベルトラの念話に集中した

ベルトラ(この世界で不必要に転生者を殺している転生者が居る)
(は?そんな転生者が居るのか?)

 無駄に転生者を殺す?そんな荒れた転生者が居るとは信じられないな
 俺は殺してはいないけど、神の元に送り返した事はあるな

ベルトラ(その転生者の神からの依頼だ)
(神の世界にも色々あるんだな)

 初めて神に同情したと思う
 というかその神がその転生者を消せないのか?

ベルトラ(それは無理だ、ルール違反で懲役400億年)
(あ、そうなのか?というか400億年!?)
ベルトラ(因みに俺は7兆5982億4401万1993歳だ)

 兆ッ!?兆の桁まで生きてんのか!?
 誕生日ケーキ何kg食べたんだ?
 まあ、年齢は気になっていたし、俺の年齢を聞いてみるか

ベルトラ(任務が達成されたらな)
(うわぁ.......セコいな)
ベルトラ(それでだな、転生特典は今から教える)

 あ、無視?まあ教えてくれるなら別にいいや

(それで、どんな特典だ?)

ベルトラ(不老不死、ATフィールド、念能力、気、王の財宝(ゲートオブバビロン)正確な数は不明。
ドラゴンクエストの特技と呪文、ベクトル変換、完全聖遺物デュランダルとの融合、時間停止能力、成長し続ける体、赤龍帝の籠手(ブーステッドギア)とそれから)

 ベルトラは1ページ目が終わり、2ページ目を読もうとしたが

 ザシュッ

 伊吹の左腕が切り落とされた
 ベルトラは伊吹の異常に気付き

ベルトラ(どうした!何があった!応答しろ!)
(大丈夫、生きてるよ?左腕を切り落とされただけだ)

 左腕がベッドの上に落ち、左腕の切断面から血潮が溢れ、顔とベッドにかかった
 伊吹は切り落とされた左腕を持ち、切断面にくっ付け、左腕にヒールをかけ、左腕の感覚が戻ってきた
 まさか、ホテルにまで入ってくるとはね
 今の状況は殺された転生者の敵討ちってとこかな?殺人鬼

?「左腕だけか」
「左腕を切り落とすとは、酷い事するねえ」

 伊吹はベッドに座りながら、背後に立っている白髪の男に言った
 男の容姿は一方通行(アクセラレータ)に似ているが、無表情のままだ
 伊吹は立ち上がり、男に振り返った

ベルトラ(そいつはただの殺人鬼だ、容赦しないで叩き潰せ)
(あいよ、壊してもいいって事だな)

 ベルトラの念話に、伊吹が心底楽しそうに笑い、男は無表情のまま伊吹を見つめた
 さて、やってみたい事をこいつで実験するか

「40だけ解放するか」
男「・・・」

 俺はリミッタ
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ