第32話 夜叉と死に損ない、世界を渡る
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言し過ぎです。あと、何言ってるか全然わかりません」
天に向かって吠える銀時に対して冷静…いや、絶対零度の眼差しで見るメガネこと志村新八だった。
そしてそんなバカ騒ぎをしている万事屋一同だったが新八が何かを思い出したかのように銀時に話しかけた
「そういえば銀さん。確か今日は源外さんの所で依頼があったんですよね?」
「んあ……?」
新八の言葉に思い出したのか部屋の時計を見た瞬間
「やべぇぇぇぇぇぇっ!!もうじーさんと会う約束過ぎてんじゃねぇか!!」
「え!?じゃぁ早く行かないとマズイアル!!」
「銀さん!早く行きましょう!!」
神楽の言葉で3人は一斉に外へ飛び出し、源外の元へ走り出した
「遅かったな銀の字。もう来ねぇと思って依頼をキャンセルするとこだったぞ」
遅れてやってきた銀時たちに皮肉を言う老人の名は平賀源外…かつて将軍の首を狙った時もあったが銀時たちの説得により指名手配犯になって逃亡生活を送っているが何かと今の生活を楽しんでいる源外だった
「悪かったって言ってるだろじーさん。んで?俺達に何をさせたいんだ?」
「おー!そーだったスマンスマン。実はな、最近ワシが作った発明の実験に付き合ってほしいんだよ」
「実験?」
「そうさ!銀の字!コイツを見ろ!!」
そう言って源外は白い布で覆い被さっていた3m近くの物体を銀時たち見せた
「うおっ!?なんじゃこりゃ!?」
「コイツこそ、かつてワシが造った『時間ドロボー』を元に更なる進化を遂げた最高傑作!その名も!!」
源外はそう言いながら白い布を剥ぎ取り、その姿を見せた。それは…
ただピラミッド状に積み上げた椅子の上にフィギアサイズの『映○ドロボー』が立ってるだけだった(しかも盗撮しているパントマイムのポーズ付き)
「『時間ドロボー』の進化系!『次元ドロボー』じゃぁ!!」
「って!ただの『○画ドロボー』のフィギアじゃねーか!!」
源外の発言と共に怒り心頭の銀時が椅子を蹴り飛ばした
「何するんじゃ銀の字!!」
「うるせーヨ!一体どんな発明したかと一瞬期待した俺らがバカだったよ!!」
「わかっとらんのぉ銀の字。見た目はフィギアだが性能は以前お前さんが話した『時間ドロボー』と殆んど同じじゃ!ワシは更なる進化としてあらゆる次元へ飛べるよう設計したんじゃよ!」
「え?マジか?前俺が話した『時間ドロボー』は人間サイズでもスゲー発明だったのに、このフィギアサイズでそんな事できんの!?」
「本当じゃ銀の字。なんなら試してみるか?設定はワシの方でしよう。好きな次元へ飛ばすことも出来るぞ?」
「
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